普段手紙とかには無縁の生活を送っていても、わが子のことになると学校や先生へ手紙を書く機会も出てきます。
いくら慣れないからといっても下手な文章を書くわけにはいきませんよね。
ここでは、息子や娘が通う中学校の担任の先生などにお礼やお願いの手紙を書く際の例文や注意点を解説します。
先生への手紙の書き方・保護者から中学校へのお礼の例文
保護者から学校の先生へのお礼の手紙を書く場合のおすすめの構成です。
- あいさつ
- エピソードを伴ったお礼
- 締め
といった順序です。
具体的な例文です。
転任する先生へのお礼の手紙
先生のことは息子からよく耳にしていました。
進路の相談に乗っていただいた話、夜遅くまで親身になって相談に乗って頂いた話などよく先生の話をしてくれました。
この一年間、本当にお世話になりありがとうございました。
〇〇校での経験を一生の宝物として大切にし、これからも先生の教えを胸に一層の成長を遂げていくことでしょう。
〇〇先生のご活躍を心よりお祈りしております。
どうぞお体に気をつけて、お元気でお過ごしください。
文化祭でのお礼の手紙
先日の文化祭で息子のクラスが大いに盛り上がったそうで、喜んで話してくれました。
この場を借りてお礼を申し上げたいです。
楽しい思い出を作っていただきありがとうございます。
これからも息子をよろしくお願いいたします。
息子が明るくなったことへのお礼
○○の母です。
今回は息子のことでお礼を申し上げたくお手紙いたしました。
先生のクラスに入ってから、息子の笑顔が増えていることを日々感じています。
家であんなにも無邪気な笑顔を見るのは初めてです。
先生のクラスでの毎日が楽しいと息子が言っています。
感謝してもしきれません。
また日を改めて、直接お礼を言わせていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
受験勉強へのお礼
先日、息子が第一志望の高校に合格しました。
息子は「○○先生のおかげ!」と大喜びでした。
私も一安心しました。
親身になって息子に教えていただいて本当にありがとうございました。
近日中に、息子と一緒にご挨拶にお伺いさせていただきます。
本当にありがとうございました。
上記の例文を参考にしていただき、お役立ていただければ幸いです。
他にも学校の先生への手紙を例文を紹介しています。
小学校の担任の先生への手紙の書き方を紹介した記事ですが例文などは参考になりますのでチェックしてみてください。
↓↓
小学校の担任の先生への手紙の書き方・保護者が書く例文
学校の先生への手紙の書き方・保護者からのお願いの例文
先生にお願いや相談の手紙を書く場合は、
- あいさつ
- 目的
- 相談内容
- どうしてほしいか
- 締め
といった順序が書きやすいです。
以下にその例文を示します。
勉強についての相談
今回は息子の勉強についての相談をさせていただきたく手紙を書きました。
息子は「どうしても○○高校へ行きたい」と言っています。
今の息子の学力でどうやったら合格に近づけるのか先生とぜひとも相談したいのです。
近いうちに息子を交えてご相談したいと思います。
お時間を頂けたらと思います。
お手すきの際にお返事をいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
② 登校復帰の相談
〇〇〇〇(息子の名前)の母親でございます。
今回は息子の登校復帰について相談したく、手紙を書かせていただきました。
息子の体調はまだ完全ではない状況でございますが、学校に行きたいといつも話しております。
私たちは彼が無理なく登校できるよう、精一杯のサポートをしたいと考えております。
そのためにも、先生方のご協力が必要であると感じ、お手紙を書かせていただいております。
どのようなステップを踏んで息子を登校させるべきか、私たちには正直見当がつきません。
そのため、先生のご意見やアドバイスを伺いたく存じます。
息子のために最善なサポート方法や注意点がございましたら、どうぞお教えいただければと思います。
息子が学校に戻ることに対しての不安や期待、また具体的な健康状態についても、お話しさせていただければと考えております。
お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、何かご助言やご指導いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
息子のトラブルについて
今回は息子についてお伺いしたく、お手紙いたしました。
息子が学校でトラブルに巻き込まれたと聞きました。
息子に聞いても全く知らないと一点張りでしたが、親としてはどうしても気になってしまいます。
もしトラブルについて何かご存じであれば生から詳しくお教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
上記の例文は
- あいさつ
- 目的
- 相談内容
- どうしてほしいか
- 締め
で書いてあります。
書く順番がはっきりしていると、手紙がスムーズに書けるかと思います。
学校の先生への手紙の保護者の書き方
先生への手紙の書き方とポイントについて説明します。
封筒の表面の書き方
宛名は「○○先生」
手紙の封筒の表面に宛名を書く際は「○○先生」と書くのが適切です。
「○○先生様」と書くと、二重敬語になり失礼になりますのでご注意ください。
宛先は学校の住所
封筒の宛先には学校の住所を明記します。
必要であれば、お子さんのクラスも追記すると良いでしょう。
差出人には自分の名前と子どもの名前を
封筒の表面の左下に差出人を書く場合は、自分の名前と子どもの名前を明記します。
手紙を出す際のポイント
手紙は2、3枚程度に
手紙は2、3枚にまとめるよう心がけましょう。
過度に長い手紙は逆に受け取り手に負担をかけることがありますので、要点を押さえて簡潔にまとめることが理想的です。
直筆で書く
手紙はパソコンで作成することも可能ですが、直筆をお勧めします。
特にお礼や相談事に関しては、直筆の方が先生に気持ちがより伝わりやすいからです。
まとめ
保護者が学校の先生に出す手紙の例文や書き方を紹介しました。
ある程度の型を知っていれば書きやすいかと思いますので、この記事の内容を参考にしてください。