おからの煮物はおふくろの味という感じで懐かしい食べ物です。
栄養豊富でダイエットにも効果的です。
ここではおからの煮物の日持ちについて、冷蔵庫に入れると何日くらいなのか、冷凍の方法など解説します。
おからの煮物の冷蔵庫での日持ち
一般的に、おからの煮物を保存する際には主に冷蔵が推奨されます。
室温では、非常に傷みやすくてわずか数時間から1日ほどしか持ちません。
その日のうちに食べきることが望ましいと言えます。
ただし、作り過ぎて1日で摂取しきれない場合は冷蔵保存がお勧めです。
冷蔵庫で保存することで、約3日間は日持ちします。
特に日持ちが良い冷蔵方法はありませんが、冷蔵庫に保存しておけば、何かもう一品欲しいときにさっと出せて有難いですね。
里芋の煮物の日持ちについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
こちらも参考にしてください。
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里芋の煮物は日持ちする?糸引くのは危険!賞味期限とおすすめの保存方法
おからの煮物の日持ちを向上させる冷凍の手順
冷蔵保存には特に注意することはありませんが、冷凍保存の際にはいくつかの注意点があります。
冷凍したものを解凍するときには水分が出ます。
この水分を極力出さないようにすると、日持ちが良くなります。
したがって、冷凍保存する場合は水分を多く含んでいる材料をおからに入れるのは避けましょう。
たとえば、こんにゃくは水分が多いため、冷凍保存する際には控えるべきでしょう。
こんにゃくはおからの煮物に使われる定番ですが、これは仕方ありません。
水分が多いと解凍時にスポンジのように水分が抜け、食感や味が変わってしまいます。
そのため、他の野菜もできるだけ水分を抜いた状態で使用するようにしましょう。
おからの煮物が完成して冷凍保存する際も注意すべき点があります。
野菜の水分をなるべく抜くとしましたが、限界があるためある程度水分は残ります。
また、おから自体にも水分が含まれているため完全に水分を抜くのは難しいです。
その水分の影響を最小限に抑えるためには、1食で使いそうな量に小分けし、ラップで包んで保存袋に入れて冷凍すると効果的です。
また、おからはお弁当のおかずとしても利用されることが多いので、シリコンカップなどに入れて冷凍保存すると便利です。
なお、調理したおからの煮物を冷凍保存した場合、だいたい1週間から2週間以内に消費することをおすすめします。
急いで食べる必要がない場合は、電子レンジを使用せずに自然解凍すると良いでしょう。
急速に解凍すると、水分と共に栄養や美味しさも失われる可能性があるため、味を損なわない自然解凍が好ましいです。
おからの腐ったときの見分け方
おからの煮物が腐ると、どのような状態になるのでしょうか?
冷蔵保存していても、時折傷んだり腐ったりすることがあります。
傷んだ場合は味にわずかな影響があるくらいですが、腐るとさまざまな変化が生じます。
腐ったときの特徴です。
- 水分を多く含んでべちゃっとする。
- ぬめり気が出る。
- 異臭がする。
- 糸を引いている。
これらの特徴の中で最も分かりやすいのは、変な味がすることです。
おから自体が腐らせてできたものですが、傷んだものは美味しさに欠ける可能性があります。
もし腐ってしまった場合は、安全を考慮して食べずに廃棄することが賢明かもしれません。
まとめ
おからの日持ちについてまとめました。
基本的に足の早い食べ物ですので早く食べましょう。
冷蔵庫でも長くて3日です。