米粉パンの賞味期限って意外と知らないものです。
食べきれない場合などはどれくらい日持ちするのか気になってしまいます。
ここでは、米粉パンの賞味期限、消費期限と保存方法についてまとめました。
米粉パンの消費期限と賞味期限は
最初に、賞味期限についてです。
パンの保存方法によりますが、一般的に米粉パンの賞味期限は常温保存の場合は約2日です。
冷蔵保存の場合も同様です。
これは米粉パンが固くなりやすいためです。
賞味期限を過ぎると、風味や味、食感が低下します。
通常の小麦粉を使用したパンは賞味期限が約2~3日と言われていますので、比較的短いと言えるでしょう。
一方、消費期限は通常約一週間です。
通常のパンと同じく、できるだけ早く消費することが望ましいです。
また、個人のパン屋で販売される米粉パンは一般に消費期限が短い傾向があります。
パン屋のパンには保存料や添加物を使用せず、高品質なお米や原材料を使用していることが多いです。
そのため、消費期限が短く製造日や当日中に消費することが推奨されます。
気になる場合は、店舗のスタッフに尋ねるのも良いでしょう。
食べきれない場合は、早めに冷凍保存することをお勧めします。
実は、米粉パンにもさまざまな種類や製造方法、原料があり、それぞれ異なる消費期限が存在します。
一部の米粉パンはロングライフ製法を用いており、これにより何ヶ月もの間、常温で保存することができます。
ロングライフ製法は、無菌の空間で殺菌された容器に内容物を充填して密封する方法です。
一部の米粉パンは非常食として販売され、何年もの賞味期限がある製品もあります。
米粉そのものの賞味期限はどれくらいなのでしょうか。
米粉の日持ちについてはこちらの記事にまとめてあります。
ぜひ参考にしてください。
↓↓
米粉の賞味期限切れって大丈夫?未開封なら期限が切れても食べられる?
米粉パンは腐るとどうなる?
米粉パンは、他の小麦のパンと比べてでんぷんの劣化が早いため水分が抜けて固くなります。
これにより、乾燥して固くなり当然のことながら美味しさが損なわれます。
腐ると、他のパンと同様にカビが発生したり異臭が広がったり、湿気や固さにより乾燥したりします。
保存方法を失敗したかなと感じた場合は、外見では分からなくても食べずに速やかに処分することをお勧めします。
特に、常温でも湿度や温度が高い場合はカビが生えやすいため、注意が必要です。
夏や梅雨の季節も、常温での保存には気をつける必要があります。
できるだけ直射日光の当たらない、乾燥した涼しい場所で保存しましょう。
米粉パンの保存方法は冷凍と冷蔵どっち?
米粉パンと小麦のパンは焼き方や材料が全く異なり、そのため保存方法も異なります。
実は米粉パンは冷蔵庫や冷凍庫のどちらでも保存できます。
しかし、たくさん食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存すれば約一ヶ月間保存が可能です。
冷蔵保存の場合はできるだけ温かいうちにラップでしっかり包み、その後保存袋に入れて冷蔵庫に保管します。
温かいうちに包むのがポイントです。
柔らかさが持続して美味しいままになります。
冷凍保存の際は、アルミホイルでパンをしっかり包み、冷凍用の袋に入れて保存します。
アルミホイルを使う理由は、ラップと異なり水の分子を通さないためです。
これにより、カビの発生を防ぎふっくらとした状態で保存できます。
さらに、熱伝導率が高いアルミホイルは冷凍が迅速で、その上解凍もスムーズに行えます。
冷凍保存した米粉パンを解凍する際は、アルミホイルで包んだままオーブンで焼きます。
熱が均等に行きわたり、美味しく仕上がるのです。
冷凍庫から出してすぐにオーブントースターで焼くと、水分の影響でパンがベタベタになりがちなので、少し置いてから焼くことがおすすめです。
トースターを予熱しておくと、香ばしくふっくらとしたパンが楽しめますよ。
まとめ
米粉パンの賞味期限、消費期限についてまとめました。
小麦のパンに比べて日持ちしませんので早めに食べましょう。
食べきれない分は冷凍保存します。
一ヶ月はもちますよ。