南天は魔除けや縁起物として有名な植物です。
住宅街を歩いてるとよく見かけます。
鬼門である北東に飾るのが良いとされてる南天は玄関に置いても効果はあるのでしょうか。
ここでは南天を玄関に置くのは効果あるのか、鉢植えの場合はどうなのかなど解説していきます。
南天が玄関先にあるのは縁起がいい?
一般的に、南天を飾るのに適した方角は鬼門とされる北東です。
ですが、南天は玄関先に飾っても問題ありません。
なぜなら、風水の観点から見れば、玄関は良い気を引き寄せる場所とされているからです。
風水に関連するものを飾る場所として、まず玄関が思い浮かびますよね。
玄関に風水に関連した飾り付けを心掛けてる方も多いのではないでしょうか。
ただ、家の環境によっては南天を置くのに適している場所が異なることもあります。
なのでお家の特性に合わせて飾り付けの場所を選ぶことが重要です。
南天を飾ることが厄除けだけでなく、室内の身近な場所に植物を配置することで、気分的に癒される効果もありますね。
魔除けに置く植物に柊もあります。
柊を置く場所や鉢植えを鬼門に置くことについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
こちらもチェックしてみてください。
↓↓
柊を魔除けとして置く方角と場所・玄関でもいい?鉢植えを鬼門では?
南天は鬼門に置くとき鉢植えでも効果ある?
南天を鬼門に鉢植えで飾るのは風水的に問題ありません。
鉢植えでの飾り付けが効果を薄めることはありませんよ。
鬼門に地植えできる環境でなくても、鉢植えで十分です。
鉢植えですと移動も簡単なので助かりますね。
鉢植えで南天を育てると、育てやすさのメリットもあります。
風水的に良い場所に飾ることができても、大切な植物が枯れてしまっては本末転倒ですからね。
南天を鉢植えで育てる際の注意点もお伝えします。
まず、南天は半日陰を好むため日当たりを調整しましょう。
直射日光は葉焼けの原因になりますが、逆に日光不足も避けるべきです。
季節や天候に合わせて環境を調整できるのが鉢植えならではの利点です。
日当たりが少ない場所で育てる場合は、水の与えすぎにも気を付けましょう。
日当たりの悪い場所で水をやりすぎると土が湿るので、やがて南天が枯れてしまいます。
十分な風通しも重要で、湿気がこもるとカビやダニが発生しやすくなります。
風水的に南天を飾る場所は、住宅の玄関や水回り、窓のある場所が良いとされています。
窓を定期的に開けて南天に新鮮な空気を感じさせるのもポイントです。
直射日光を避け、風通しの良い場所で南天を育てることが基本です。
庭先での育て方が難しい場合でも、鉢植えでの育成は多くのメリットがあります。
無理なく南天を楽しむために、鉢植えがおすすめです。
南天が縁起が良い理由
南天は昔から、難点「難を転じて、福となす」として難しい状況を良い方向に転じさせ、幸運を呼ぶと考えられてきました。
縁起物としては古くから愛され、戦国時代には戦の際に南天の葉を鎧に忍ばせ、勝利を祈ったということも記録されています。
また、南天が魔除けや厄除けのために庭に植えられてきたという歴史も南天を縁起の良いものとされてる要因でもあります。
南天といえば、その赤い実が特徴的です。
南天の木を見たことがなくても、お正月に飾られた赤い実を見たことがあるかもしれません。
日本人にとってはなじみ深く、特別な存在です。
さらに、お祝いごとでは南天の葉が使われることもよくあります。
南天の葉を添えた赤飯を食べると、魔除けになるとも言われています。
まとめ
南天は縁起の良い植物ですが、置く場所が鬼門でなくて玄関でも効果は変わらないということでした。
風水的にも玄関は運を引き寄せる場所ですからね。
また、鉢植えでも全く問題ありませんので手軽に南天を置けますね。