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新学期に学校へ行きたくない!親が子どものためにできることを紹介

長い休みが明ける新学期の始まりに、学校に行きたくない!と思っている高校生は決して少なくありません。

そんな時は、頭ごなしに否定したり、怒ったりするのではなく、まずは話を聴いてあげましょう。

学校に行きたくないという言葉は、子供から親への「助けて」のサインなのです。

子供も学校に行った方がいいことはもちろんわかっているんです。

それでも行きたくないと言葉にするというのは、とっくに限界が過ぎているからです。

限界が過ぎている子供に対して、登校を無理強いすることは、親への不信感にもつながります。

 

ここでは、子供が学校に行きたくなくなる原因とその対策について紹介していきます。

子供でも新学期はストレスの限界

 

言いにくいことを親に相談してきたことに対して、まずはありがとうという気持ちが大切です。

気付かずにそのまま子供が頑張り続けていたらと想像するだけでぞっとしますよね。

親の皆さんも会社に行きたくないという憂鬱な日があると思います。

それが何日も続き、精神的に限界に達したら、休みをとることもあるはずです。

私は頑張り続けたことで、メンタルがやられてしまったり、体を壊してしまったりした人を何人も見てきました。
明らかな休息不足です。

子供だから、若いから頑張れるだろうというのは間違っています。

ストレス社会と言われる世の中で、大人でも多くの人が挫けてしまっています。

それと同じ負荷を子供の小さな体で抱えているのです。

学校に行きたくないというのは、ただのわがままではありません。

今日は休んでもいいよと優しくボロボロになった子供の心を包んであげましょう。

休むことは悪いことじゃないと思うことで、子供も少しは気持ちが楽になるはずです。

 

新学期に学校にいけない原因は?

 

新学期に学校に行けなくなる原因は大きく分けると以下の2つです。

  1. 対人関係の不安とストレス

  2. 頑張りすぎによる疲れ

上記の原因について詳しく説明していきます。

1つ目の「対人関係の不安とストレス」は、友人関係が上手くいっていなかったり、いじめを受けていたり、先生とウマが合わず嫌になってしまっているなどが挙げられます。

この場合は、1日だけ休ませても解決しないため、まずは学校の先生に相談をして、原因の根本的な解決をするようにしましょう。

他にもクラス替えがある場合は、仲の良い子とクラスが離れてしまうことや、友達が出来ないかもしれないという不安から、学校に行きたくないと思ってしまう子も多いです。

変化することが怖いということですね。
そんな時は、幼馴染や仲の良い友達がいれば、その子を誘って一緒に学校に行くように促してみるのもよいかもしれません。

嫌でなければ、部活に入ることもおすすめです。

私は朝練がある部活だったため、いつも部活の仲間と一緒に登校していました。

 

クラスは違っても、お昼休みに遊びに行ったりすることもできるため、クラスの雰囲気になじめなくても別のコミュニティーで楽しむことが出来ます。

コミュニティーを多く持つのは、いじめられても逃げる場所があるため、いじめ対策にもつながると思います。

2つ目の「頑張りすぎによる疲れ」は、プライドが高い子や優等生に多く見られます。

できない自分を見せたくなかったり、できないのは努力が足りない自分が悪いと思ってしまったりする子は、オーバーヒートになりやすいのです。

長い休みによって、学校がない生活が楽だと感じてしまい、もう一度頑張らないといけないのかと憂鬱になってしまうのです。

みんな最初からできるわけではないから、出来ないことは悪くないということを、しっかり伝えてあげましょう。

休むことは悪と思っている場合が多いので、1日完全に休ませてあげることが大切です。1日行って、1日休むというサイクルを子供に提案してみてもよいかもしれません。

新学期に学校へ行きたくない高校生に対して親ができること

 

学校に行きたくないという子供に対して親は見守ることしかできません。

なぜ行きたくないのかという原因が分かれば、少しは対処できることもあるかもしれませんが、親から根掘り葉掘り聞くことはやめましょう

 

子供が話してくれるまでじっと我慢です。

子供もまだなぜ行きたくないのかわかっていない場合が多く、ただ辛い、行きたくないと漠然と思っているかもしれません。

よくわからないけど、なんとなくイライラする、なんか疲れたと感じるときはありませんか?

そんな時に、なんでイライラしているのと聞かれたらどうでしょう。

理不尽かもしれませんが、私は聞かれたことに対してさらにイライラし、話せるタイミングで話すから放置しておいて欲しいと思います。

つまり、感情だけが先に表れてしまうのです。

その感情に対して、ゆっくりそこから整理していきます。

整理している最中に、いろいろ聞かれたら、投げやりになってしまい、もう相談もしてくれなくなるかもしれません。

もどかしいかもしれませんが、とにかく子供の準備が整うまで待ってあげましょう。

絶対に、頑張れという言葉はかけないようにしてください。

 

子供はもう十分頑張っています。

まとめ

新学期に学校に行きたくないと思うのは、特別なことではありません。

自分の子供は絶対にそんなことは言わないと思うのはもう時代遅れです。

自分の子供がもし行きたくないと言ったら、がっかりしないでください。

子供の言葉を受け止めて、一方的ではなく会話をしてあげましょう。

子供のことをしっかり見守り、最善の対応をしてあげられるといいですね。

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