チョコバナナにサラダ油ってなぜ入れる?量は?代用するものは?
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チョコバナナにサラダ油ってなぜ入れる?量は?代用するものは?

チョコバナナを作る際のレシピを見ると、材料一覧にサラダ油が含まれていることがあります。

「チョコにサラダ油?」と疑問に思いますよね。

でも実はこれが非常に重要な役割を果たしています。

 

チョコを滑らかにするとか、パリッとした食感に仕上げるとか。

でこぼことした見た目の悪いチョコバナナにならないための工夫なのですね。

 

ここでは、チョコにサラダ油をなぜ入れるのかという詳しい解説や、固まらないときの対処法、代用できるものなども紹介していきます。

 

チョコにサラダ油をなぜ加える?量はどれくらい?

チョコにサラダ油を混ぜるのは、まず第一にチョコレートの粘度を低くし、バナナをコーティングしやすくするためです。

次に、コーティングされたチョコが乾いたときに光沢を出し、同時に食感をパリッと仕上げることが目的です。

 

通常、板チョコを使用してこのようなコーティングを行う場合、事前に「テンパリング」と呼ばれる手順が必要です。

簡単に説明すると、テンパリングはチョコを溶かしたり冷やしたりしながら、カカオバターの結晶を小さく安定させ、なめらかで光沢のある仕上がりを実現する手法です。

しかし、このテンパリングは手間がかかり難しい作業ですし素人には無理です。

 

なので、チョコに少量のサラダ油を混ぜ、テンパリングに近い状態にしているのです。

サラダ油を加えることで、具体的なメカニズムまでは不明ですがチョコの粘度が確実に低下します。

これにより、初心者でも簡単にチョコバナナを作れるようになるのです。

 

これがチョコバナナにサラダ油を入れる理由です。

一応言っておきますが、サラダ油を加えてもチョコの味に大きな変化はありません。

 

チョコバナナに入れるサラダ油の量

チョコバナナに入れるサラダ油の量についてです。

バナナ2本くらいだと、チョコレート100gに対してサラダ油小さじ2杯(10g)です。

 

チョコバナナ作りでサラダ油の代用にもなるコーティングチョコ

コーティングチョコは、名前の通り食材をコーティングするための特別なチョコレートです。

テンパリングなどの手間をかけずに、溶かすだけでなめらかなチョコレートになります。

 

私も試したことがあり、本当に手軽で簡単に上手なチョココーティングができるんです。

 

コーティングチョコは多くの場所で入手可能で、製菓用品店だけでなくスーパーや100均でも手に入れることができます。

一般的には、コーティングチョコは使い勝手を重視するがゆえに味がやや劣ると言われていますが、高価なものには味の良いものも存在します。

価格は安いものと比較して高いことがありますが、見た目や使いやすさだけでなく味にもこだわりたい場合は、高級なコーティングチョコを試してみる価値があります。

 

高級な味わいのコーティングチョコは、「パータグラッセ」という商品名で販売されていることが多いです。

余談ですが、「パータグラッセ」はフランス語で、「コーティングチョコ」は英語です。

同じ意味だったんですね。

 

お祭りのチョコバナナはおそらく、あまり高価なコーティングチョコを使用していないと思われます。

ですので、お祭り風のチョコバナナを作りたい場合は、高級なパータグラッセを使わなくてもスーパーや100均のもので充分だと思いますよ

 

チョコバナナが固まらない原因と対処法

チョコバナナって初めて作ると、かけたチョコがいつまでも固まらないことないですか?

私の経験から言うと、チョコが固まらない原因のほとんどは、チョコに水分が混入してしまったことです。

生チョコの場合は生クリームが多すぎることもありますが、通常のチョコの場合はまず水分が混入している可能性が高いと考えられます。

よくあるのは、

  • 湯煎しているボウルのお湯が跳ねて入った
  • 使った調理器具にもともと水滴がついていた

などですね。

ボウルに水分が入ってしまった場合、チョコが分離して小さなつぶつぶが現れたりして見るからに失敗という雰囲気になります。

 

残念なことに、一度そうなってしまったチョコはもう復活できません。

もしも失敗チョコをバナナにかけてしまった場合は諦めるしかありません。

 

作る際は、調理器具を徹底的に乾かし、湯煎する際もお湯が跳ねないように細心の注意を払いながら調理してみてくださいね。

 

水分と関係なしにチョコレートが固まらない場合

この場合は、冷蔵庫で冷やすか温度を下げて湯煎するのが良いでしょう。

チョコレートは27℃以下で固まり始めます。

 

冷蔵庫で冷やすとチョコレートが固まりますが、分離していると食感が良くありません。

温度を下げて再び湯煎すれば、チョコレートの分離が解消されることがあります。

このとき、湯煎の温度を40℃以下に保つように注意してください。

 

チョコレートを溶かすときの注意点

チョコレートを溶かすときは、温度に気を付けてください。

高温になると、チョコレートの油分が分離することがあります。

温度は50℃を超えないようにしましょう。

ぬるま湯(約40℃)でゆっくり溶かすのがおすすめです。

 

まとめ

チョコバナナにサラダ油をなぜ加えるのかについてお伝えしました。

サラダ油をチョコバナナに加えるのは、チョコを滑らかにし、簡単にコーティングするためです。

また、美しい光沢のある仕上がりにするためでもあります。

 

ちょっとサラダ油を加えるだけで綺麗になるのですね。

ちょっとだけカロリーが気になりますが…。

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