肉じゃがを作っててたまに味が薄い？ってときありますよね。
味を調えたいけど変にいじって余計に味がおかしくなるのも避けたいです。
ここでは、肉じゃがの味が薄いときの味の直し方、リメイクなどの対処法を紹介します。
上新粉団子を作ったときに失敗したときのリメイク方法についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
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上新粉で団子を作ったら失敗した！簡単なリメイク方法と注意点を紹介
肉じゃがの味が薄いと感じる時の対処法
肉じゃがの味が期待に応えない時、その原因は大きく分けて3つに分類されます。
- 煮汁が薄い
- 具に染みてない
- 煮汁が少ない
それぞれの原因に応じた対処法を詳細に解説します。
煮汁そのものの味が薄い場合
煮汁の味が薄いと感じたら、まずはその味を直接確認しましょう。
スプーンで少量をすくって味見をすることで、どの程度調味料を加えるべきかがわかります。
出汁の風味を確認
出汁の風味が十分でない場合、顆粒や粉末の出汁を追加することで深みを増すことができます。
小さじ1程度から始めて、徐々に加えていきましょう。
追加の調味
出汁を加えた後も味が足りない場合は、醤油、砂糖、みりんを1:1:1の比率で混ぜ合わせた調味液を少しずつ加えていきます。
この時、味のバランスを見ながら調整しましょう。
市販のタレを活用
すき焼きのタレやめんつゆを使用すると、簡単に風味豊かな煮汁を作ることができます。
これらのタレは、肉じゃがに必要な基本的な調味料をバランス良く含んでいます。
特にすき焼きのタレは、そのまま1:1で水と混ぜて使用することで手軽に美味しい肉じゃがが作れます。
めんつゆの場合は、砂糖またはみりんと共に足します。
調味料を加えた後、具材に火が通ったらさらに5分程煮込んでから火を止め、冷まして味を染み込ませましょう。
これ以上煮込むと具材が崩れるというような場合は、一度具材を取り出してから煮汁の味を調整し、煮汁を沸騰させた後に具材を戻して冷ますと良いでしょう。
ビーフシチューの味が薄いときの対処法や隠し味についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
こちらもチェックしてみてください。
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ビーフシチューの味が薄いときにおすすめの調味料
具材に味が染み込んでいない場合
煮汁には味があるのに、具材にそれが十分に移っていない場合は時間をかけてじっくりと味を染み込ませる必要があります。
冷ます必要
煮込んだ後、ゆっくりと冷ますことで具材にじっくりと味が染み込みます。
この時、急激に冷ますのではなく自然に冷めるのを待つか、鍋をタオルで包んでゆっくりと冷ます方法が効果的です。
もし煮崩れがそれほど気にならない場合は、少し長めに煮込むことでより具材に味が染み込みやすくなります。
ただし、具材が崩れすぎないよう注意しながら適度に煮込んでください。
炊き込みご飯が薄い場合はこちらの記事にまとめてあります。
参考にしてください。
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炊き込みご飯が味薄い！簡単な修正と調味料
煮汁が不足している場合
煮汁が足りないと、そもそも具材に味が行き渡りません。
適切な量の煮汁を確保することが重要です。
煮汁の追加
煮汁が不足している場合は、同じ比率の水と調味料を加えて量を増やします。
これにより、全ての具材が均等に味わえるようになります。
煮込みと冷却
追加した煮汁で具材を煮込んだ後、ゆっくりと冷ますことで味が均一に染み込むようにしましょう。
じっくりと吟味して肉じゃがの風味を最大限に引き出し、満足のいく仕上がりを目指しましょう。
肉じゃがの味付けで失敗した場合
料理をしていると、「もう少し何かが足りないかも…」と感じることがあります。
そんな時にさまざまな調味料を加えていくと、いつの間にか味が複雑になりすぎてしまうことも。
でも、具材に味がしっかりと染み込んでいない場合であれば味付けを一から見直すチャンスでもあります。
味付けのやり直し方
- 現在の煮汁を一旦取り除く
- 新たに煮汁を調合し温める
- 具材を新しい煮汁で煮込む
- 冷ますまで待つ
肉じゃがをはじめとする料理で失敗しない味付けのコツは、すべての調味料を均等の割合で使用することです。
基本の比率は、醤油：みりん：酒：砂糖＝1：1：1：1です。
この比率を基に、お好みに合わせて微調整を加えましょう。
濃厚な味わいを好む場合は「醤油」を、甘い味わいを好む場合は「砂糖」や「みりん」を、深みを出したい場合は「出汁」を少々加えるのがおすすめです。
出汁の量は、具材がちょうど覆われる程度が理想です。
調味に自信がない時は、市販の「すき焼きのタレ」を使うと簡単に美味しく仕上がります。
このタレは、肉じゃがに必要な味わいをバランス良く含んでいるため、使い方次第で料理の味を大きく左右することなく安定した美味しさを実現できます。
薄味の肉じゃがのリメイク
肉じゃがが思ったよりも薄味になってしまったとき、捨てるのはもったいないですよね。
そんな時は、いくつかのアイデアで新しい料理に生まれ変わらせてみましょう。
肉じゃがコロッケの作り方
- 余分な水分はしっかりと切ります。水気を取ることが重要です。
- 耐熱容器に入れた肉じゃがを潰し、好みの硬さになるまで調整します。
- 冷めたら、コロッケの形に成形します。
- 小麦粉、溶き卵、そしてパン粉を順につけます。
- 油温170℃で、外側がきつね色になるまで揚げます。
具材は既に調理されているので、しっかりと加熱するだけで大丈夫です。
ソースを加えずとも、そのままで美味しくいただけます。
サラダのトッピングとしても良いでしょう。
また、耐熱皿に広げてオーブンで焼くと揚げないスコップコロッケも作れます。
肉じゃがカレーライス
- 肉じゃがに少し水を加えて煮込む。
- 沸騰したら火を止め、市販のカレールーを加る。
- 再び加熱し、煮込んだら完成です。
既に下味がついているので、簡単に深い味わいのカレーが作れます。
追加の具材として、焼いたチキンや豚の角煮を入れるとさらに美味しくなります。
肉じゃがキッシュ
- 肉じゃがの水分を切り、粗く潰します。
- 肉じゃが200gに対して、生クリーム200ml、卵3個、粉チーズ大さじ2、少量のこしょうを混ぜ合わせます。
- パイシートを広げて耐熱容器に敷き、その上に肉じゃがの生地を広げます。
- 180℃で20分程度焼きます（オーブンによって時間は調整してください）。
- 仕上げに乾燥パセリを振りかけます。
パイシートがない場合は、耐熱容器にバターを塗ってそのまま焼いても美味しいですよ。
肉じゃがマヨチーズ焼き
- 耐熱皿に肉じゃがを軽く潰し、マヨネーズをかけピザ用チーズをたっぷりとのせます。
- トースターでチーズが溶けて少し焦げ目がつくまで焼きます。
お芋をごろごろとした状態で楽しみたい場合は潰さずにそのままでもOKです。
肉じゃがを使った具だくさんスープ
- 肉じゃがに水を加え、沸騰させた後ウインナーとコンソメスープの素を加えます。
- トマトケチャップや生トマトを加えても美味しいです。
他にも、肉じゃがをカレーうどんに変えたり、シチューの素で味付けを変えたり、軽く潰して餃子の皮や春巻きの皮で包んで焼いたり揚げたりするのもおすすめです。
薄味で失敗したとしても、リメイク方法は豊富にあるので様々な料理を楽しむことができますよ。
まとめ
肉じゃがの味が薄いときの対処の仕方を解説しました。
まずゆっくり冷まして味が染みるのを待ってみましょう。
それでも味が足りないと感じたら調味料を足しましょう。
焼肉のたれやめんつゆもおすすめです。