菊芋が人気を集めているのは、そのおいしさや栄養の豊富さにあります。
しかし、皮の扱い方やアクを取る作業が必要かどうかについて、疑問を持つ人もいるかもしれません。
ここでは、菊芋の皮の剥き方、アクを取る必要があるのか、どんな風に食べるのがいいかのポイントに加えて、菊芋の皮に含まれる栄養についてもお話します。
菊芋は皮をむくべき?
菊芋の皮については、剥く人もいればそのまま食べる人もいます。
多くの人は皮を剥いてから食べますが、皮ごとでも食べられます。
皮には食物繊維やポリフェノールがたっぷり含まれているので、栄養を逃さずに食べたい方は皮ごと食べましょう。
ただ、皮にはちょっとした苦味があるので、苦手な人やお腹が心配な人は剥いた方がいいかもしれませんね。
菊芋はアク抜き必要なのか
菊芋にはアクが含まれていて、食べると喉が変な感じになることがあります。
ですので、アク抜きをする人が多いです。
アク抜きは簡単で、水に浸けておくだけ。
浸ける時間は30分から数時間が目安です。
茹でるときにもアク抜きされることがありますが、アクを感じない人もいますので必ずしもやる必要はありません。
好みによるということですね。
菊芋を食べるときの注意点・食べてはいけない人
菊芋を食べる際には生で食べるならよく洗うことが大切です。
食物繊維が豊富ですが、食べ過ぎるとお腹を壊す原因にもなりかねないので、量には気をつけてください。
胃腸が弱い人や初めての人は、少しずつ量を増やしていくのがいいかもしれませんね。
また、菊芋に含まれるシュウ酸が多いと、カルシウムの吸収を妨げることがあるので、尿路結石や腎臓病のある人は注意が必要です。
さらに、菊芋はアレルギーを起こすこともあります。
アレルギーがある人は特に、初めての人も少量から試して、体に異常が出ないかチェックすることをおすすめします。
菊芋の皮は栄養が多い
菊芋の皮って、実はとっても栄養が詰まっています。
食物繊維やポリフェノール、ビタミンCなど、体にいいものがたくさん含まれているんですよ。
食物繊維は、お腹の中をスッキリさせてくれる働きがありますからお通じに悩んでる人にはおすすめです。
ポリフェノールは体のサビつきを防いでくれるから、元気でいられるのを手伝ってくれる成分です。
ビタミンCは、免疫力を高めて体を守る力を強くしてくれるので、風邪をひきにくくなったりする効果が期待できます。
菊芋の皮には少し苦みがありますが苦みにも体にいい作用があるって言われています。
苦みをちょっと我慢して、皮ごと食べるといいことがたくさんありますよ。
菊芋を味噌汁に入れるとき皮はどうする?
味噌汁に菊芋を加えるとき、皮を剥くかどうかは自分の好みや求める食感に応じて選べます。
煮ることで菊芋の皮は柔らかくなり、味噌汁に良い食感をもたらします。
もし皮の苦みが気になる人や苦手な人がいれば、皮を剥いて使うことも可能です。
でも、菊芋の皮の苦みが味噌の味と合わさると、また違った美味しさを楽しめるかもしれません。
試してみるのもいいですね。
ただ、使用する前には菊芋の皮をきちんと洗うことが大切です。
汚れや土が残っていると衛生上よくないので、しっかりと洗い流してから料理に使いましょう。
まとめ
菊芋の皮を剥くのか、アク抜きをするのかどうかについて紹介しました。
どちらも好みによって様々です。
でも、菊芋の皮には食物繊維やポリフェノール、ビタミンCなど体にいいものがいっぱい含まれています。
菊芋を食べるときは食べ過ぎに注意です。