スーパーで切り身とかでバラ売りされてるおさかなって賞味期限どれくらいなのでしょうかね。
経験的に早めに食べないといけないのは分かりますが、たまにぎりぎり食べてもいいのかどうかの微妙な日数が経つこともあります。
ここでは、スーパーで買ったバラ売りの魚や丸魚の賞味期限や鮮度の見分け方など紹介していきます。
スーパーで買った魚の賞味期限
スーパーで買った魚の賞味期限はどのくらい持つのか知っておくと便利です。
賞味期限のある商品は、その期日までに使い切るのが基本です。
では、魚の賞味期限について詳しく見ていきましょう。
丸ごとの魚
内臓付きの丸魚は賞味期限が非常に短く、長くても2日くらいです。
内臓は腐るのが早いため、魚全体の鮮度がすぐに落ちてしまいます。
一方、内臓が取り除かれている丸魚は、少しだけ賞味期限が長くなります。
だいたい2~4日ほど持つことがあります。
切り身の魚
生魚の切り身の場合、賞味期限は3~4日程度と考えてください。
切り身の賞味期限が短いのは、腐敗の原因の一つが「酸化」だからです。
酸化は、空気に触れることで物が腐りやすくなる現象です。
切り身は空気に触れる部分が多いため、腐敗が進みやすくなっています。
ラップをして保存すると、腐敗が少し遅くなります。
これは、空気に触れる部分を減らすため魚の鮮度が長持ちするからです。
賞味期限をしっかりと確認して、魚の状態に合わせて保存方法を工夫しましょう
腐った魚を食べないように、十分注意してください。
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スーパーで買った魚は腐るとどうなる?
スーパーで買った魚が腐っているかどうかを見分けるには、いくつかのポイントに注意する必要があります。
鮮度が低下した魚を食べると食中毒を引き起こす可能性があるため、慎重にチェックしてください。
見た目や触った感じ
魚が腐っていると表面がぬるぬるしてきます。
手で触ると糸を引くこともあります。
また、白い膜が表面にできていたり、魚の目が白く濁っていることも腐敗の兆候です。
目が黒くない、または全体的に濁っている場合は、魚が鮮度を失っていると考えられます。
臭い
腐った魚は、非常に強烈な生臭さやゴミのような臭いがします。
アンモニア臭も感じることがあるため、鼻に不快な臭いを感じたら、その魚は食べないようにしましょう。
味
魚の味が酸っぱかったり、苦味が強い場合も要注意です。
これは腐敗のサインであり、食べ続けると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
以上のチェックポイントの中でも、特に重要なのは「臭い」です。
冷蔵庫全体に嫌な臭いが充満していたら、腐敗している証拠です。
腐った魚はすぐに捨てるようにしましょう。
魚の新鮮さの見分け方
鮮度の良い魚を選ぶためには、魚の見た目や触り心地、臭いなどをチェックすることが重要です。
ここでは、丸ごとの魚と切り身の魚に分けて、鮮度の確認方法を詳しく説明します。
丸ごとの魚の鮮度を確認する方法
鮮度の良い魚の特徴として、まず目が透明で輝いていることが挙げられます。
魚の目がくぼんでいたり、充血していたりすると鮮度が落ちている可能性があります。
さらに、エラの色も重要なポイントです。
鮮やかな赤色をしていると鮮度が良く、黒っぽい灰色や褐色だと鮮度が低下しています。
魚の体全体の張りも鮮度の判断基準です。
鮮度の良い魚は体がしっかりと硬く、押してもへこまない弾力があります。
一方、鮮度の低い魚は体全体が柔らかく、押すとへこみやすいです。
また、ウロコがしっかりとついていて、魚全体がふっくらとしていることも鮮度の良い魚の特徴です。
切り身の鮮度を確認する方法
切り身の魚の場合、まず身に締まりと弾力があることが重要です。
指で軽く押しても、元に戻る弾力があるかを確認しましょう。
また、切り口の角がシャープで、血合いが鮮やかな赤色をしていることも鮮度の良さを示しています。
魚全体の色が鮮やかで、皮にツヤがある場合も鮮度が高いと考えられます。
一方、鮮度の低い切り身はパックの中にドリップ(液体)がたまっていることがあります。
これは、魚の組織が崩れ始めている証拠です。
切り口の角が丸くなっていたり、身が緩んでいる場合も鮮度が低下している兆候です。
また、魚の血合いが黒ずんでいると鮮度が落ちている可能性があります。
臭いで鮮度を確認する
鮮度の低い魚は、強い生臭さやアンモニア臭、腐敗臭を放つことがあります。
これは、魚の組織が分解され始めたことを示しています。
逆に、鮮度の良い魚は、軽い海の香りやほのかな魚の香りがするだけで嫌な臭いはしません。
鮮度を確認する際は、見た目、触り心地、臭いを総合的に判断してください。
以上のポイントを押さえて、鮮度の良い魚を選びましょう。
スーパーで買った魚を消費期限切れ後に食べると?
期限の過ぎた魚は食べないことが一番だと覚えておいてください。
しかし、状況によっては期限を過ぎたことに気づかず食べてしまったり、どうしても食べなければならない場合もあるかもしれません。
ここでは、賞味期限の過ぎた魚を食べるときの注意点について説明します。
まず、魚は生ものなので賞味期限を過ぎたら食べない方が安全です。
特に、3日以上過ぎた魚を生で食べるのは非常に危険です。
魚は元々賞味期限が短いので、消費期限が早めに設定されている場合もありますが、それでも生で食べるのはリスクが高いです。
賞味期限を過ぎた魚を食べるときは、必ず臭いや見た目をチェックしましょう。
強い生臭さや変色、ぬめりなどがあれば食べるのをやめた方が良いです。
もし食べる場合は、絶対に生で食べずしっかり加熱することが重要です。
加熱することで、細菌や微生物の危険を減らすことができます。
加熱方法は、焼く、煮る、揚げるなどがありますが、魚の種類や形状によって適した方法を選んでください。
どの調理法を選ぶにしても、生の部分が残らないように十分に加熱することを心がけましょう。
賞味期限の過ぎた魚を食べる際のポイントは、加熱をしっかり行うことと少しでも異常を感じたら食べないことです。
安全第一で、無理に食べないようにしましょう。
スーパーで買った魚を日持ちさせる方法
スーパーで買った魚を長持ちさせるためには、いくつかの方法があります。
魚は常温に置いておくと、すぐに腐ってしまうので保存方法に注意しましょう。
特に暖かい季節には、鮮度を保つためにいくつかの工夫が必要です。
買ってから家に持ち帰るまでの注意点
魚を買ったら、お店で氷やドライアイスをもらい保冷機能のあるバッグに入れて持ち歩くと安心です。
夏は特に気温が高いので、冷やして運ぶことが重要です。
家での保存方法
家に帰ったら、魚をすぐにパックから取り出し、鮮度を保つために以下の手順を踏みます。
- 魚をパックから取り出す。
- 水洗い可能であれば、流水で軽く洗う。
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
- 内臓付きの場合は、内臓を取り除く。
- 魚全体をきれいに洗う。
この後、魚を冷蔵庫に保存する際は、下にキッチンペーパーを敷きラップでしっかり包んでおきます。
こうすることで、水分を吸収して鮮度を保ちやすくなります。
魚を冷凍する方法
数日で魚を食べ切れない場合や、たくさん買ってしまった場合は冷凍がおすすめです。
冷凍する際は、次の手順を参考にしてください。
- 魚をパックから出し、水洗いできるなら軽く洗う。
- キッチンペーパーで水気を拭き取る。
- 魚をラップでしっかり包む。なるべく密閉することが大切です。
- ジップロックなどの密閉できる袋に入れて、空気を抜いて封をする。
- 冷凍庫に入れる。
冷凍する際は、できるだけ早く冷やすと魚の味を保つことができます。
金属製のトレーを使うと、冷凍が早く進むのでおすすめです。
以上の手順を守れば、スーパーで買った魚を長持ちさせることができます。
鮮度を保つために、温度管理と保存方法に気をつけましょう。
まとめ
スーパーで買った魚の賞味期限や腐ってる場合の見分け方についてまとめました。
食べられるのは長くて3日だと思っておきましょう。
新鮮かどうかは目が綺麗かおづかや、臭いなどチェックしましょう。