純ココアはいつも飲んでるココアと違うところがあります。
その名の通りココアだけなのです。
その純ココアをお湯だけで美味しく入れる方法があります。
この記事では、純ココアの内容や特色、普段飲んでいるココアとどう異なるか、家で簡単にできる美味しいレシピや、お湯での溶かし方をご紹介します。
純ココアをお湯で手軽に味わう醍醐味
通常、家で楽しむココアは、砂糖が加えられたインスタントタイプを牛乳で溶かして飲むことが多いです。
しかし、砂糖不使用の純ココアをただお湯で溶かすだけでも、その独自の香りを満喫できます。
お湯を使うことでカロリーを控えめにすることができ、健康やダイエットを意識している人にも適しています。
ただ、甘さがない純ココアをお湯で溶かすだけで本当においしいのかと疑問に感じることもあるかもしれません。
実際には、お湯だけでも美味しいと感じる人もいれば、お湯を使ってさまざまな楽しい飲み方を発見できる人もいます。
純ココアをお湯だけでより美味しくする方法を試し、自分だけの楽しむ方法を見つけてみませんか。
純ココアの栄養素とその効能
ココアの基本成分は「カカオマス」で、カカオ豆を発酵、乾燥させ、焙煎して挽いたものです。
このプロセス中に、外皮と胚芽が除去されます。
カカオマスを冷やし固めた後、カカオバターを取り除いて粉状にしたものが純ココアです。
砂糖を加えたものは「調整ココア」と称されます。
純ココアは100gあたり約270kcalを含み、炭水化物、食物繊維、たんぱく質が含まれています。
大さじ1杯で約16kcalとなり、ビタミンやミネラルも含まれており、中でも銅とマグネシウムが豊富に含まれています。
純ココアの特徴
純ココアの魅力を一緒に探ってみましょう。
純ココア、これは砂糖や乳製品などの余計なものが加えられていない、ココアそのものの製品です。
ピュアココアとも呼ばれます。
純ココアは深い赤褐色をしており、カカオ特有の香りが強く、独特の苦味も楽しめます。
そのため、チョコレートケーキやティラミスといったお菓子作りにピッタリです。
純ココアは、ポリフェノールを豊富に含んでますので抗酸化作用を持ち、体内の害となる活性酸素を消去してくれます。
活性酸素が多くなると、細胞が傷つきさまざまな健康問題の根源になることもあります。
ポリフェノールは、こうした害から私たちを守ってくれるのです。
純ココアは、お湯で溶かして一日に2〜3杯を目安に飲むのがおすすめです。
純ココアか調整ココアか
調整ココアは、手軽に飲むために砂糖や脱脂粉乳が加えられて作られています。
甘くてお湯だけで溶けやすいので、子どもから大人まで気軽に楽しめます。
お店では調整ココアが豊富にあり、その甘さが日々の楽しみにぴったりです。
特に、子供や苦手な味を避けたい人には調整ココアが向いていますが、飲み過ぎには注意しましょう。
一方、純ココアは牛乳や豆乳で溶かしたり、少しの砂糖やハチミツを加えることでもっと飲みやすくなります。
マシュマロを浮かべれば、溶けるうちに自然な甘さが加わって一層美味しくなりますよ。
それでも、純ココアをお湯だけで溶かすのも一つの方法。
少しのアイデアで美味しく楽しめます。
お湯だけで純ココアを美味しくするコツ
純ココアはそのままでも、また様々なレシピに使っても素晴らしい風味を加えるアイテムです。
しかしながら、意外に知られていないことですが単にお湯を加えるだけでも、驚くほど美味しい飲み物に変わります。
特別な技術や時間は必要なく誰でも簡単にできる方法です。
純ココアをお湯だけで淹れる際に心がけたい、簡単ながらも効果的なコツを紹介します。
いつもとは一味違った純ココアの楽しみ方を見つけることができるでしょう。
丹念に混ぜることで風味を出す
ココアパウダーはそのままではダマになりやすいので、きちんと溶かしてあげることが重要です。
純ココアをお湯に加えた後、スプーンでしっかりとかき混ぜることでココアの粒子がお湯に均一に溶け込みます。
ココアに含まれるデンプンが糊化し、結果として口当たりが滑らかになりココア本来の深い風味が引き出されます。
特にアイスココアを作る場合にも、この混ぜる作業は非常に重要です。
しっかりと混ぜることで、ココアの豊かな香りを一層感じることができます。
自分の好みに合わせてココアの量を調整
パッケージに記載されている推奨量はあくまで目安です。
指定の量では薄く感じることもあるかもしれません。
お湯だけでココアを楽しむ場合、少し量を増やしてみるとより濃厚で満足感のある味わいになります。
しかし、量を増やすことで苦味が強まることもあるため、苦手な方は蜂蜜や砂糖を加えると良いでしょう。
蜂蜜は自然な甘さがあり、砂糖よりも甘味が強いため少量でも満足できます。
自分だけの最適なバランスを見つけるために、少しずつ量を調整してみてください。
水の質にこだわる
お湯でココアを淹れるとき、使用する水の質が直接飲み物の味に影響します。
市販のミネラルウォーターや、浄水器を通した水を使うことで純ココアの本来の味わいをよりクリアに感じることができます。
硬水や軟水、水道水など味に影響を与える可能性があるため、可能であれば味が中立的でクリーンな水を選ぶことが理想的です。
家庭に浄水器やウォーターサーバーがあれば、より美味しい純ココアを楽しむことができます。
高品質な水を使うことで、純ココアの微妙な風味や香りが際立ち全体的な味わいが格段に向上します。
純ココアをお湯で溶かすだけでなく、その日の気分や好みに応じて、蜂蜜やシナモン、ナツメグなどのスパイスを加えてみるのも良いでしょう。
これらの小さなアレンジが、純ココアの風味をさらに引き立て毎日のココアタイムをより豊かなものにしてくれます。
純ココアとお湯だけで健康にいい？
純ココアにはカカオポリフェノールがたくさん含まれており、お湯で溶かしてもその美味しさと健康に良い効果を損ないません。
ポリフェノールは熱にも強いので、お湯を使ってもその健康効果は変わりません。
これらの成分は水に溶けやすく、体に取り込まれやすいので飲んだ後すぐに体で役立つかもしれません。
ただ、この効果はだいたい3～4時間で減ってしまうので毎日飲み続けることが重要です。
市販の調整ココアにはいろいろな添加物が含まれがちですが、純ココアは100%ピュアなココアパウダーを使っています。
お湯だけで作ることで、不要なカロリーを抑えることもできます。
カカオポリフェノールには、血圧を下げたり動脈硬化を防いだり老化を遅らせるなどの健康効果があると言われています。
純ココアの味わいを変える様々な飲み方
純ココアは、お湯だけでなく他の飲み物と組み合わせることで、さまざまな味わいを発見できます。
牛乳を加えると、子供たちにも好評なよりクリーミーな味わいになりますし、カルシウムの摂取にもつながります。
お湯や牛乳以外で純ココアを楽しむ方法をいくつか紹介します。
粉末クリームを使って
粉末クリームは、乳製品と乳糖がメインで牛乳よりも甘く濃い味がします。
香料や着色料がないタイプを選べば、ココアの自然な風味を損なわずに楽しめます。
ただし、カロリーには注意してください。
粉末クリームをココアとお湯に混ぜるだけで、手軽に美味しいココアが完成します。
コーヒーフレッシュ
コーヒーフレッシュは、植物油脂や砂糖、乳製品を基にしており、ブランドによって成分が異なります。
香料や添加物が含まれていることが多いですが、ココアに加えることでリッチな風味が楽しめます。
カロリーは高めなので使用量には気をつけましょう。
コーヒーフレッシュをお湯で溶いたココアに加えるだけで簡単です。
アーモンドミルク
アーモンドミルクは、アーモンドと水で作られる低カロリーな植物性ミルクで、ビタミンEを豊富に含みます。
ココアに混ぜることで、アーモンドミルクが苦手な方も楽しめるようになります。
温めたアーモンドミルクを混ぜ込んだココアは、新しい風味を楽しめます。
豆乳
豆乳は大豆を原料とする植物性ミルクで、低カロリーで栄養が豊富です。
豆乳をココアに加えると、優しい甘みとまろやかさが加わります。
ココアと豆乳を混ぜるだけで簡単に美味しい一杯ができあがります。
まとめ
純ココアをお湯だけで飲むメリットやお湯以外のアレンジを紹介しました。
ちょっと大人な味ですが、はちみつや豆乳を加えることで苦みも軽減されますよ。