天気予報で聞く風速風速7mどれくらいなのでしょう。
台風の時などに聞く風速20mや風速30mなどは大変な強さの風だと分かりますが、風速7mって微妙な数字で分かりにくいですよね。
ここでは、風速7mがどれぐらいの強さなのか、自転車は大丈夫なのか例を挙げて解説していきます。
風速10mがどれくらいなのかについてはこちらの記事にまとめてあります。
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風速10mはどれくらい？傘さして外出しても大丈夫？
風速7mがどれくらいの強さか
風速7m、これは風が一秒間に7メートルの速さで吹くということです。
もっと簡単に理解できるように、時速に変換してみましょう。
具体的には、7メートルを一時間の距離に変換すると、約25.2キロメートルになります。
この速さは、静かな道をゆっくりと走る車やバイクが作り出す風と似ています。
風の影響をもっと具体的に理解するために、ビューフォート風力階級表を参照してみましょう。
風速7メートルの風がもたらす影響は次のようになります
- 風力3(風速3.4～5.4m)：木の葉や小枝が絶え間なく動く。
- 風力4(風速5.5～7.9m)：砂ぼこりが舞い上がり、紙くずなどが飛んでいきます。
- 風力5(風速8.0～10.7m)：低い木々の葉がはっきりと揺れます。
- 風力6(風速10.8～13.8m)：大きな枝が動き、傘を使うのが困難になります。
- 風力7(風速13.9～17.1m)：木全体が激しく揺れ、風に逆らって歩くのが難しくなります。
風速7mは天気予報では「穏やかな風」と表現されることがありますが、実際には髪の毛がはねるほどの風です。
体感としては、予想外に強く感じることがあります。
風速の分類には以下のようなものがあります。
- 「やや強い風」は、風速10メートル以上15メートル未満の状態を指します。
- 「強い風」は、15メートル以上20メートル未満の風です。
- 「非常に強い風」は、20メートル以上30メートル未満の風を指し、
- 「猛烈な風」は、30メートル以上の風速、または瞬間的に50メートルを超える風速を持つ風のことです。
気象庁が「風速7m」と発表する時、これは過去10分間の平均風速が7メートル/秒であったことを意味しています。
理論的には、この風速の1.5倍から2倍、すなわち最大瞬間風速が10.5メートル/秒から14メートル/秒の強い突風が発生する可能性があります。
これは、普段感じる風よりもずっと強い風で周囲の環境に明らかな影響を及ぼすことがあります。
風速7メートルの風が外遊びにどう影響するか
外での活動、特にピクニックや散歩を計画している場合、風速7メートルがどんな影響をもたらすかを考えるのは大事です。
このくらいの風だと、木々がかなり揺れたり歩くのがちょっと大変になったりするので、散歩やピクニックはおすすめしません。
レジャーシートが飛ばされたりする可能性もあるからです。
もちろん、無理して外出することはないですよね。
ゴルフやサッカーなどのスポーツにおいても、この風速はある程度の影響を与えます。
旗が軽くはためくくらいの風ではありますが、サッカーの試合においては風速7メートルだとボールの動きに少し影響が出ます。
ただ、試合が中止されることはありません。
一方、風速が17.2メートル/秒以上になると、Jリーグの試合などは強風で中止になることがあります。
風速が17.2メートル/秒は台風の風の強さです。
ゴルフでは、風の影響はボールの重さやサイズによって異なります。
一般的に、ボールが重くて小さいほど風の影響を受けにくいですが、7メートル/秒の風速だと、打ったボールが予想よりも18～30ヤード程度逸れることもあります。
風速7mは自転車では
7メートル毎秒の風は自転車やバイクで出かける時、どうなるでしょうか。
7メートルくらいの風だと、普通の自転車では問題なく走れます。
ただ、折り畳み自転車などは前傾姿勢が難しくなります。
風に負けないようにしっかりと漕がないといけないです。
無理に外出しなくてもいいなら、自転車やバイクの運転は避けた方が無難です。
どうしても外に出なきゃいけない時は、風を少しでも避けられるように体を低くして、風を受ける面を小さくして進むといいですよ。
バイクは、7メートルの風が直接運転に大きな問題を引き起こすことは少ないですが、横風には特に気をつけたい。
特に軽いバイクは、強風で思わぬ方向に飛ばされちゃうこともあります。
バイクの重さや乗っている人の体重によって、風への安定感が変わります。
特に軽いバイクや自転車を止める時は、倒れないように壁のそばや風を受けにくい向きに気をつけて停めるといいです。
風に対して垂直に停めるのがおすすめです。
風速7メートル毎秒の風で日常で気をつけるべきことは？
風邪で心配なことは植木鉢ですよね。
7メートルの風で、植木鉢が落ちてくることはあるのでしょうか。
風速7mでは植木鉢が飛んでしまうことは基本的にはありません。
でも、どこに置いてあるかや、どれくらいの大きさかによっては飛んでしまう可能性もあります。
ですので、植木鉢をチェックして、飛ばされそうなら場所を変えたり対策をした方がいいかもしれませんね。
植木鉢が倒れるのは風速が15～20メートルの時、屋根の瓦が飛ぶのは25メートル以上の風のときとされています。
でもこれは、置き場所が良くない場合の話です。
特に気をつけたいのが「最大瞬間風速」です。
天気予報の風速は過去10分の平均値なんですが、その間にもっと強い風が吹くことがあります。
台風の時なんかは、植木鉢の対策を忘れずにしましょう。
また、風が強くなると体感温度も下がります。
風速が1メートル/秒上がるごとに、体感温度は約1℃下がるのです。
例えば、気温が15℃の日に風速7メートルの風が吹いたら、体感温度は約8℃まで下がることになります。
寒さ対策としては、服を重ね着するのがおすすめです。
空気の層が暖かさを保ってくれるから、ちょっと大きめの服を選ぶのがコツです。
まとめ
風速7mの風がどれくらいなのか解説しました。
散歩やサッカーなどにはあまり問題ありません。
自転車やバイクには気を付けましょう。