ハスの実が怖い・蓮の花は気持ち悪いと言われるのはなぜなのか
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ハスの実が怖い・蓮の花は気持ち悪いと言われるのはなぜなのか

蓮の花、枯れたあとの実って何か見た目が気持ち悪いですよね。

別に悪い花でもないのに何で気持ち悪いと感じてしまうのでしょうか。

 

ここではハスの花の実が怖い、気持ち悪いと感じてしまう理由や蓮の実について解説します。

 

ハスの花が気持ち悪い理由は?実が怖い

蓮の花やその花托が不快な感じになるのは、集合体恐怖症やトライポフォビアが影響していることが多いです。

トライポフォビアとは、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖症のことです。

 

確かにハスの実は小さな穴が点在していて気持ち悪いです。

 

集合体恐怖症でなぜ不快感や恐怖感が生じるのでしょうか。

 

深刻な恐怖症

集合体恐怖症やトライポフォビアが強いとちょっとの集合体でも気持ち悪く感じてしまいます。

 

危機回避

ある研究によれば、人類は進化の過程で有毒な生物と遭遇してきて、それらの視覚的な特徴が恐怖の原因となっています。

自己防衛の本能から、これらの特徴に似たものを見ると時折パニックやその他の恐怖を感じることがあるようです。

 

有毒生物はこういう気持ち悪い形をしていたのでしょうね。

いうなればDNAレベルでのトラウマなのでしょうか。

 

脳の偏桃体が過剰に反応

脳の中で恐怖や嫌悪と深く関わる部分である偏桃体が、過剰に反応してしまう状態も考えられます。

視覚情報から引き起こされる自律神経反応などにより、心拍数が上がったり、胃の不快感が生じることもあるようです。

 

ハスの実の気持ち悪いのには慣れる?

集合体恐怖症において、触るといった行為が症状の緩和につながるかどうかは個人差があります。

確かに触れることで徐々に慣れる人も存在しますが、その一方で潜むリスクについても注意が必要です。

 

逆効果になる可能性があります。

集合体恐怖症は、特定の視覚的なパターンや集合体に対し、強い不快感や嫌悪感を引き起こす状態です。

これらの感情は、感覚的な刺激によって誘発されます。

蓮の花や花托に触れることが逆に不快感や恐怖感を増加させる可能性があります。

 

症状がひどい場合は専門家の助言が必要な場合もあります。

心理科医や臨床心理士、心理カウンセラーに相談することで、状態を正確に理解し、適切な治療やサポートを得ることができます。

 

どうしても気持ち悪い場合は無理に慣れる必要はありません。

見るのを極力控えるようにしましょう。

 

蓮の花の花言葉

ハスの花には、さまざまな花言葉があります。

一般的なものとして「清らかな心」や「休養」、「神聖」、「雄弁」などが挙げられます。

特に「清らかな心」は、ハスが泥の中から美しい花を咲かせることから、この花にぴったりな言葉です。

「雄弁」という言葉は、エジプトの神オシリスにハスが奉納されたことが由来だと言われています。

 

ただ、ハスには一見ネガティブに感じられる花言葉もあります。

たとえば、「離れゆく愛」はハスの花期が短く、花びらが散っていく様子にちなんでいます。

また、「救ってください」は仏教の教えから生まれたもので、悟りを求める願いが含まれています。

 

このネガティブに聞こえる花言葉は、ハスの特性や仏教に関連しており、決してハス自体が暗い花というわけではありません。

 

ただし、プレゼントとして贈る際には注意が必要です。

相手に誤解を与えないようメッセージカードを添えるなどしましょう。

 

彼岸花にも怖いと言われる別名や花言葉があります。

こちらの記事にまとめてありますのでチェックしてみてください。
↓↓
彼岸花の別名でかっこいいもの一覧

 

蓮の実に穴があいている理由

見た目が気持ち悪いハスの実。

なぜあんな気持ち悪い形で穴が開いてるのでしょうか。

 

蓮の地下茎は泥中に位置しており、酸素供給が制限されています。

空気中の酸素を取り入れるため、蓮の実には通気口として穴が開いているのです。

 

蓮の実の栄養

見た目は気持ち悪い花托の中にある蓮の実は、見た目の印象とは異なり高い栄養価と様々な効能を有しているとされています。

 

消化促進

豊富な食物繊維が含まれています。

この食物繊維は整腸効果があり、便通の改善に寄与します。

 

利尿作用とむくみ解消

豊富なカリウムが含まれています。

カリウムは体内のナトリウムの排泄を促進し、尿量を増やす働きがあります。

これにより、余分な水分や塩分が排除され、利尿作用が発揮されます。

また、細胞間に蓄積した水分によるむくみの解消にも寄与します。

 

多くの栄養

エネルギー、タンパク質、炭水化物など多彩な栄養素が含まれています。

バランスの取れた栄養摂取により、健康と機能をサポートします。

 

神経系の調整

豊富なミネラルが神経系の正常な機能を支援し、リラックス効果が期待できます。

 

主な効果は以上の4つです。

 

ハスの実は見た目は気持ち悪いですが調理して摂取すると健康には良さそうですね。

 

蓮の実を美味しく食べる方法

京都では蓮の実が美味しい甘納豆として販売されています。

中国、タイ、ベトナムなどでもスープやスイーツに広く利用されています。

また、中華街で見かける月餅にも、中には蓮の実が入っています。

 

知らないところで意外とハスの実は食べ物として取り入れられてるのです。

 

手軽で美味しい蓮の実のレシピです。

日本で流通している蓮の実は乾燥しているため、ボウルに水と実を入れて約1時間浸して、水気を切った後に使用してください。

蓮の実スナック

材料

  • 蓮の実40g
  • 砂糖大さじ3
  • 塩小さじ1/2
  1. ボウルに砂糖と塩を入れ、よく混ぜます。
  2. 実をボウルに加え、均等にまぶします。
  3. クッキングシートを敷いた天板に実を広げます。
  4. オーブンを180℃に予熱し15~20分焼きます。
  5. 途中で1度ひっくり返して、両面がカリッとするまで焼きます。

 

まとめ

ハスの花が気持ち悪いと言われますが、正確には蓮の実ですね。

確かに集合体恐怖症でなくても見ると気持ち悪いです。

 

でもあの穴は実が空気を取り入れるために必要なものなのですね。

有効な対策は、見ない!ということです。

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