天気予報などで聞く風速。
風速10mはどれくらいなのでしょうか。
外出しても大丈夫なのか気になるところです。
ここでは風速10mがどのくらいなのか、外出してもいいのか傘をさしても大丈夫なのか解説します。
風速10ｍはどれくらい？
風速10ｍ(メートル)について、その速さについて解説します。
風速10ｍは、1秒間に10ｍ進む風を指します。
これを1分に換算すると60倍の600ｍ。
1時間にするとさらに60倍して36,000ｍになります。
簡単に言えば、時速36kmとなります。
車で時速36kmで移動するとき、この風速と同様の風を感じることになります。
気象庁によると、やや強い風で屋外で樹木や電線が揺れ始めるとされています。
日常生活では風速に細かな注意を払うことは少ないかもしれませんが、天気予報で風が強いときは注意が必要です。
特に雨の日は雨だけでなく、風が強いと傘が壊れたり心配事が増えます。
また、風が強すぎると傘が役に立たず、傘をさしていても濡れてしまう可能性があります。
風速10ｍで傘はさせるか
風速10ｍで傘を使うことは可能でしょうか？
風速10ｍでは、何とか傘を広げることができそうです。
でも、風速10mといえば時速36kmです。
およそ原付バイクで走るときの速さです。
原付バイクに傘をさして乗ったらどうなるか想像してみてください。
傘が裏返りますよね。
つまり風速10ｍで傘をさすのは危険です。
傘をさせたとしても、風の勢いや方向が安定しているわけではないので、傘も不安定です。
もし両手が自由で、しっかりと傘を持って立っている場合、風の向きや傘の傾きに対応することもできるでしょう。
しかし、片手に荷物などを持っていると傘をさすのは難しいです。
また、子供を連れて歩いている場合は、子供の様子に気を取られて自分の傘を持つ手がおろそかになる可能性があります。
その結果、傘が突然飛ばされることも考えられます。
風速10ｍ以下であれば問題ないかもしれませんが、風は瞬時に強まることがあります。
例えば、建物のそばを歩いていたときは風が穏やかでも、建物が途切れる瞬間に急激な風が吹くことがあります。
数値だけでなく、実際に雨風にさらされながら傘をさして歩く場合は風の強さや方向に十分な注意が必要です。
風速10ｍなら外出はどうする？
風速10ｍの日の外出はどうすべきでしょうか。
釣りやキャンプなどのアウトドア活動において、風速10ｍはやや強風と言えます。
釣り糸の絡まりやテントの激しい揺れなど、風が強い時のレジャーはおすすめできません。
ゴルフでは風速10ｍ程度の風が普通に吹くことがありますが、打つ際のフォームやボールへの影響が考えられます。
通常の日常生活では、外出を避けるほどのものではないと考えられますが、それでも安全に過ごしたい場合は不要不急の外出は控えるべきでしょう。
また、強風の日は風による飛来物による怪我のリスクがあるかもしれません。
風で大切な書類が飛ばされるといったアクシデントも予測されます。
小さなお子さんを連れて外出する場合は、さらに気を配ることが増えます。
外出はしたいけれど、急いでいない場合はより穏やかな日を選ぶことも重要です。
まとめ
風速10mの風について解説しました。
結構強い風ですので外出はしない方がよいでしょう。
台風で風速17mですから風速10mでも甘くみてはいけません。