幼稚園に限らず、中学高校への願書提出では直接手渡しで持っていく場合があります。
手渡しだと直接顔を合わせるわけですから、何か失礼があるともろに恥ずかしいです。
ここでは、幼稚園への入園願書を手渡しで提出する際の封筒の色や書き方、入れ方などのマナーを紹介します。
願書を入れた封筒の書き方・手渡しで提出する場合
幼稚園によって提出方法は異なりますが、手渡しで願書を提出する際にも封筒に入れて提出することが一般的です。
A4サイズの場合、角2型封筒が適しています。
送付状は不要です。
封筒に入れるべきものは、幼稚園からもらった案内状に詳細が記載されているため、よく確認して用意しましょう。
手渡しの場合、封筒に糊を付けないように留意しましょう。
願書を即座に渡すので糊付けは却って手間になります。
願書の封筒の書き方
封筒の宛名には、幼稚園の名前を明記し『御中』を添えます。
「〇〇幼稚園 御中」
持参する際も、宛名を付けると良いでしょう。
『様』や『殿』は使用しないように心がけましょう。
裏面には、自分の住所と氏名を記入するのが一般的です。
提出期限に注意し、ゆとりを持って注意深く準備しましょう。
急いで用意すると、ミスが発生しやすくなります。
封筒だけでなく、必要な書類を忘れたり願書に誤りがあったりすると、困ることになりますのでご注意ください。
願書を封筒に入れる際の向きとマナー
願書を封筒に収める際には、向きにも細心の注意を払いましょう。
封筒の表面を正面とし、願書をその向きで収めてください。
願書の正面と封筒の表向きを一致させることが大切です。
書類の上下にも気をつけながら収納してください。
向きを誤ると、相手が封筒を開封した際に読みにくくなり、不適切な印象を与える可能性があります。
また、幼稚園から他の書類を用意するように指示されている場合は、封筒の表から順に順番通りに収めていきます。
願書を手渡して直接面接に進むケースもあります。
その際には、自分でも取りやすいように工夫しておくと良いです。
書類の取り出しに手間取ると、少し厄介です。
書類の向きを揃え封筒に収めておけば、取り出しもスムーズでわかりやすくなります。
封筒に書類を収める際も、一定のマナーが求められます。
基本的には、書類を封筒に収める際の向きは統一されています。
大人としての最低限のマナーを守れば、幼稚園への印象も良好を維持できます。
入園前から、しっかりとしたマナーで対応しましょうね。
封筒に入れる書類だけでなく、当日に持参するものもよく確認しておくと良いです。
幼稚園によっては申込金や印鑑が必要な場合もありますので、案内状をよく確認し、当日までに忘れずに用意しておきましょう。
スリッパなども事前に用意しておくと便利です。
用意するものは、各幼稚園によって異なるため注意深く確認することが重要です。
願書を手渡しで提出する際の封筒の選び方や色は?
願書を収める封筒の色には、白がおすすめです。
茶封筒を使用してはいけないという明確な規定はありません。
ただし、茶封筒は主にビジネスの場で使われることが一般的です。
納品書や請求書、案内状などが収められることが多く、茶封筒からは何か重要な連絡があるのではないかという印象を受けることがあります。
白封筒は茶封筒に比べて、かしこまったものを送る際に使用されます。
例えば、願書や履歴書、大学の入学願書などは白封筒を利用することが一般的です。
茶封筒はビジネスの場で主に利用されますが、白封筒は個人の書類を送るために用いられることが一般的です。
ただし、願書を茶封筒に入れて提出することは問題ありません。
実際に茶封筒で送ったという人もいます。
ただし、白封筒の方が清涼感があり、願書を収める封筒としてはイメージに合っています。
時折、幼稚園からもらった願書をそのままクリアファイルに入れて提出する人もいますが、あまり好印象ではありません。
ただし、特に幼稚園からの指示がなければ、最低限のマナーを守っていれば問題ありません。
でも、願書をそのまま手渡しすることは避けた方が良いでしょう。
幼稚園から『封筒をもらうと困る』という指示がある場合もありますが、その際は願書をそのまま手渡しても問題ありません。
園側に良い印象を残すことが大切です。
幼稚園への願書を郵送する際の封筒の書き方
願書を郵送する際にも「様」や「殿」は不要です。
「御中」と記載しましょう。
団体、会社、部署などの個人以外に送る場合は、「御中」を使用します。
たまに元々の封筒にすでに宛名が書かれており、幼稚園名の後に「行」と記載されている場合があります。
その場合は、「行」の部分を線で消してから「御中」を隣に追記します。
御中
「御中」は「行」の下に書いても問題ありません。
郵送時に返信用の封筒も同封して送りますよね。
願書と一緒に受験票や番号を送ってくれるための封筒です。
この返信用の宛名は自分の住所と名前ですが、この場合は「様」ではなく「行」を使用しましょう。
自分自身に「様」を付けないように留意しましょう。
相手は「行」を線で消し「様」で返信してくれます。
また、願書を郵送する際は、封筒の裏に自分の住所と名前を書いておくと良いでしょう。
これにより、住所間違いなどで郵送できなかった場合に、郵送物が自宅に戻ってきますよ。
まとめ
願書を手渡しで提出する際のマナーについて解説しました。
基本的に気を付けたいのは願書を入れる向きですね。
あと、要項に書いてある持参するものをしっかり読んで忘れ物がないようにしたいものです。