キウイは大量に買うとお得なので、ついついまとめ買いしてしまいますね。
キウイの保存方法についてよく知らないと無闇に冷蔵庫にしまってしまうことがあります。
でも、冷蔵庫に入れない方が良いと聞くと、焦ってしまうこともありますよね。
キウイをうっかり冷蔵庫に入れてしまった場合でも、安心してください。
冷蔵庫から取り出しておけば、とりあえず大丈夫です。
この記事では、キウイを冷蔵庫に入れた場合や一ヶ月以上保管した場合の対処法、完熟前と完熟後の保存方法、および日持ちの目安について詳しく解説します。
結論は、キウイは熟した状態から冷蔵庫保存で約2週間ほど新鮮さを維持します。
キウイを冷蔵庫に入れてしまった!完熟前と完熟後それぞれの保存方法
キウイの保存には、完熟前と完熟後で異なるアプローチが必要です。
新しいキウイは通常、完熟前で硬く青臭いです。
この完熟前のキウイは比較的長い期間保存できますが、完熟後のものは日持ちが短くなります。
完熟してるかどうかの確認方法
完熟しているキウイとそうでないキウイがあります。
まだ熟していないキウイは甘みが足りないので、自宅で追熟させる必要があります。
キウイの熟度を確認する方法は簡単です。
キウイを縦に持ち、上下の端を軽く押してみましょう。
- キウイが硬い場合は、まだ甘くなく追熟が必要です。
- キウイが柔らかい場合は、完熟しており甘いです。
熟度を確認した後は、その熟れ具合に応じた保存方法を選びましょう。
完熟前のキウイの保存方法
完熟前のキウイを保存する際は、常温で追熟させると良いでしょう。
追熟により甘みが増し、食べごろになります。
ただ、過度な追熟は腐敗のリスクがあるため、3~5日程度で食べごろかどうかを確認することが重要です。
もし誤って冷蔵庫に入れてしまった場合は、速やかに取り出し常温で保存しましょう。
常温保存時には、キウイを個別に新聞紙やキッチンペーパーで包み、数個をまとめてビニール袋に入れ、口を緩く結ぶようにします。
ビニール袋には結露を防ぐために穴を開けておきます。
また、追熟を早めたい場合は、キウイと一緒にりんごやバナナをビニール袋に入れて保存すると良いです。
これらの果物はキウイの追熟を促進するエチレンガスを放出します。
完熟後のキウイの保存方法
完熟したキウイを保存する場合は、今日明日中に食べるなら冷蔵庫で大丈夫です。
保存方法は完熟前とほぼ同じです。
キウイを個別に新聞紙やキッチンペーパーで包み、数個をまとめてビニール袋に入れしっかりと結びます。
冷蔵保存時はエチレンガスが他の食材に影響を与える可能性があるため、結び目をしっかりと締めておくことが重要です。
すぐに食べない場合は、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存の手順
- キウイの皮をむき、食べやすい大きさに切る。
- ラップで包み、ジップロックなどに入れて冷凍保存する。
冷凍保存するとみずみずしい食感が損なわれますが、スムージーやジュースなどに利用できます。
キウイを冷凍して他のフルーツと一緒にミキサーにかけたり、ヨーグルトに加えたりして、ひんやりと美味しい飲み物やトッピングに利用することもおすすめです。
パイナップルが茶色に変色した場合、食べられるのかどうかについてはこちらの記事にまとめてあります。
↓↓
パイナップルが茶色に変色!食べられるのか見分け方と保存方法
キウイを冷蔵庫に1ヶ月入れると?消費期限
前述の通り、熟れたキウイは冷蔵庫で約2週間程度保存可能です。
では新しく購入したキウイを冷蔵庫に1ヶ月間保管した場合の結果はどうでしょうか。
キウイが完熟しており、程よく柔らかく、しわくちゃになっていない場合ならおそらく問題なく食べられるでしょう。
ただし、少しでも異常な様子が見られる場合は食べることを避けるべきです。
また、キウイがまだ完熟していない場合は、数日間常温で寝かせ様子を見てから完熟するまで置いておきましょう。
食べる際には腐っていないかなど、しっかりと確認することを忘れないようにしましょう。
また、キウイは冷凍保存も可能です。
冷凍保存した場合、約1ヶ月間保存が可能です。
即座に食べる予定がある場合は冷蔵庫での保存も良いですが、長期的な保存が必要な場合には冷凍保存がおすすめです。
キウイが腐ったら?兆候と見分け方
キウイが腐ると、外見や香りなどに変化が生じます。
誤って摂取しないように、キウイが腐っている場合の状態を確認しましょう。
外見
- 表面にカビが発生している。
- 表面にしわができ、縮んでいる。
- 内部から水が滲んでいるように見える。
- 柔らかい触感やぐにゃぐにゃとした感じがある。
- 切り口を見ると、中心が赤褐色に変色している。
味・香り
- アルコールのような発酵臭がする。
- 酸っぱい匂いが漂っている。
- 不自然な酸味を感じる。
- 強い苦みがある。
- 舌にピリピリとした刺激がある。
見た目とにおいなどで通常のキウイとは異なる状態が確認できるため、腐っている可能性がある場合は食べないように留意しましょう。
腐ったキウイはハリがなくなり、縮んで水分が漏れ出します。
この状態を確認したら、腐っていると判断して食べずに処分しましょう。
まとめ
キウイを冷蔵庫に入れてしまってもすぐに出せば大丈夫です。
基本は買ってすぐは常温で保存しておきましょう。
冷蔵庫に入れるのは完熟したあとにするのです。