友達や恋人、異性の友達との付き合いで、たまには遊びやデートに誘うこともあると思います。
ただ、急に予定ができてしまったり、他に楽しそうなプランができたからそちらを選びたいとか、最初は行くつもりだったけれど、日が近づくにつれて気が重くなった、などの理由で、自分から誘った約束をキャンセルしたくなることもあるでしょう。
自分から誘った約束をキャンセルするのは、なかなか気がひけるものです。
そんな時、
「どう断ったらいいのかな」
「どんな断り方ならOKをもらえるかな」
と悩んでいる人も多いと思います。
今回はそういった人のために、自分から誘った約束をスムーズにキャンセルする方法や、断る時のコツをいくつか紹介します。
自分から誘った時のキャンセル方法
自分で誘った時のキャンセル方法は、他人から誘われた時のキャンセル方法とそんなに変わりません。
例としては、
- 急な用事ができた（バイトのシフトに入ることになった、家族が病気になったなど）
- 体調が悪い
などがあります。
自分から誘ってキャンセルする時は、キャンセルの方法よりも、その後のフォローが重要です。
この点については後ほど詳しく解説します。
ですので、キャンセルの理由としては、上記のような一般的な理由で問題ないでしょう。
自分から誘った後にキャンセルするときのポイント
自分から誘ったのにキャンセルすることは、相手にとっては少し不快に感じられるかもしれません。
「自分から誘っておいて、キャンセルするの？」
「それってどういうこと？」
このような反応を引き出さないためにも、キャンセルする際の態度やフォローが重要です。
では、どのようにして気持ちよくキャンセルを伝えることができるか、以下のポイントをご紹介します。
- 心からの謝罪をする
- できるだけ早く謝罪する
- 代替の提案を考える
これらのポイントを順に説明していきます。
心からの謝罪をする
たとえやむを得ない理由があったとしても、自分から誘ってキャンセルするのは相手に迷惑をかけることです。
そのため、キャンセルする際には相手に心からの謝罪を伝えることが大切です。
「急に用事が入ってしまって、本当に申し訳ない」
「体調がすぐれなくて、残念だけど今回は参加できそうにないんだ…ごめんね」
このように伝えると、相手にもあなたの誠意が伝わり、悪い印象を少しでも減らすことができます。
ただし、
「急に用事ができたから、今回は無理だね」
「体調が悪いから、あの約束はキャンセルで」
のように、謝罪しなかったり、悪気が感じられない態度でキャンセルを伝えると、相手にとっては非常に悪い印象を与える可能性があるので注意が必要です。
このような態度は、関係の隙間を広げる原因となり得るので、気をつけましょう。
できるだけ早くキャンセルを伝える
皆さんも普段から様々な予定を立てていると思いますが、約束の日が近づくほど、その日の予定に気持ちが傾いていくものです。
そのため、約束をキャンセルする場合、日にちが迫ってからだと、
「待ち遠しかったのに」
「もう明日なのに？」
「もっと早く言ってくれたら別の計画が立てられたのに」
と、相手の不満が高まる傾向があります。
特に前日など直前でのキャンセルは、ドタキャンと見なされ、相手に与える印象はさらに悪くなります。
ですので、キャンセルすることに決めたら、できるだけ早く伝えることが重要です。
自分から誘ってキャンセルするのは特に勇気が必要ですし、つい先延ばしにしてしまうこともありますが、遅れるほど良い結果にはつながりません。
思い立ったらすぐに伝えることが、最善の対応です。
キャンセル後のフォローも重要
自分から誘ってキャンセルするときは、その後のフォローも大切にしましょう。
例えば、
「代わりに別の日にしようか？その日なら絶対に大丈夫だよ」
「次回はお詫びに何かおごるね」
といった具体的な代替案を提案するといいでしょう。
このようにキャンセル後のフォローをどうするかによって、キャンセルした際の印象や相手の気持ちの落ち込み具合も大きく変わります。
今後も相手と良好な関係を続けたいと考えているなら、キャンセル時のフォローは欠かせません。
まとめ
自分から誘ってからキャンセルするのはためらわれるものですが、どうしてもキャンセルしなければならない場合があります。
今回お話したキャンセルのポイントを心に留めて、できるだけスムーズに、そして相手に不快感を与えずに伝えるようにしましょう。