小松菜の根っこはいつも切り落として捨ててる私。
もし食べられるならもったいないですよね。
今回は、小松菜の根っこが食べられるのか、料理の仕方や小松菜の栄養についてまとめました。
小松菜の根っこの栄養面の秘密
小松菜はその栄養豊富な性質で知られる緑黄色野菜で、特にビタミンA、カルシウム、鉄分に富んでいます。
そんな小松菜の根っこ部分は、栄養を蓄えるのに欠かせない役割を果たしており、そのため他の部位と比較しても高い栄養価を持つことが見込まれます。
根部を無駄にすることは、栄養を逃すだけでなくその価値を見落とすことにもなりかねません。
小松菜の根部をどう生かせばいいのか、どんな調理法があるのでしょうか。
小松菜の根っこの美味しい活用法
小松菜の根っこを使ったお勧めの料理方法には、きんぴらがあります。
伝統的な日本の調味料である出汁、酒、醤油、みりん、砂糖を使って味をつけることで、シャキシャキとした食感を楽しめる素敵な副菜になります。
さらに、一味唐辛子を加えることで風味豊かな味わいが生まれます。
その他にも、ごま油で炒めた小松菜の根っこは、絶品です。
栄養満点の小松菜の根を、セサミンを多く含む香り高いごま油で調理することで、一層栄養価の高い料理が完成します。
卵で包んだり、スープやお吸い物に加えただけでも、簡単に食物繊維を取り入れられ便利で栄養豊富な食材と言えるでしょう。
このように小松菜の根っこを料理に取り入れることで、料理のバリエーションが広がるだけでなく手軽に豊富な栄養を摂取することが可能になります。
捨てずに有効活用することで、その価値を十分に引き出しましょう。
小松菜の根っこで簡単再生栽培
小松菜を購入するとき、ついてくる根はただの付属品ではありません。
実は、適切に土に植えることで小松菜は新しい命を吹き込むことができます。
この再生能力を利用すれば、繰り返し小松菜を栽培しコストを抑えつつ新鮮な野菜を楽しむことができます。
特に節約を心がけている家庭には嬉しい情報でしょう。
再生栽培のポイントは、鉢ではなく直接地面に根を植えること。
地植えで小松菜は健全に成長し、再び収穫の喜びをもたらしてくれます。
もし発芽して成長すれば、自宅で新鮮な小松菜を収穫でき食卓を豊かに彩ります。
育てるには適切な土の管理、水やり、そして肥料の施用など、少々の努力が必要です。
しかし、自分で育てた野菜を食べる喜びはそれらをはるかに上回るものです。
小松菜に含まれる栄養素
小松菜は多様な栄養素を含む野菜であり、特に注目されるのは次の成分です。
- ビタミンA、C、E、K
- 様々なミネラル
- カルシウム
- 鉄分
- カリウム
小松菜のカルシウムと鉄分の量は特に優れており、ほうれん草と比較してもその量は2倍以上と報告されています。
このため、特に女性の健康に有益です。
妊娠を計画している女性、妊婦さん、貧血を抱える方々に推奨されます。
小松菜はその低カロリーながら栄養豊富な特性から女性にとっても魅力的な食材です。
さらに、その独特のシャキシャキとした食感は多様な料理に適しており、和食だけでなく様々なレシピで楽しむことができます。
このように、小松菜はその栄養価の高さと利用の多様性から、常に新鮮な味わいを提供する素晴らしい野菜です。
小松菜の1束は何グラム?健康的な摂取量
小松菜1束は平均で約255gで、26kcalのエネルギーを含みます。
1束とはスーパーで売られている一袋のことです。
日々の食事に2~3束を取り入れることは、健康維持において問題ない量とされています。
一見すると1束の量が多く感じられるかもしれませんが、青菜類は調理することで大幅に体積が減少します。
これにより、一度に多くの量を摂取することが可能になります。
一般に、1日に摂取すべき野菜の量は350gと推奨されていますので、小松菜1束ではまだ足りず、他の野菜を100gほど追加する必要があるでしょう。
したがって、日々の食事に小松菜を多めに取り入れることは、不健康な食品やお菓子を過剰に摂取するよりも、はるかに体に優しく健康促進に役立ちます。
小松菜を生で食べるリスクと栄養を保持する調理法
一部の生野菜にはシュウ酸が含まれており、これが過剰に体内に蓄積されると血液の健康に影響を及ぼす可能性があるため、生での消費があまり推奨されないことがあります。
小松菜もシュウ酸を含む野菜の一つですが、他の野菜と比較してシュウ酸含有量は比較的低めです。
例えば、小松菜は100グラムあたり51mgのシュウ酸を含みますが、ほうれん草では100グラムあたり773mgもあります。
ですので、小松菜の生食に関しては過度に心配する必要はないと考えられます。
ただし、生で大量に食べるのはやめておきましょう。
加えて、小松菜を生で食べることが体質に合わない人もいるかもしれません。
特に、消化不良や下痢を引き起こす可能性があるため、その点も留意する必要があります。
栄養を最大限に活かす調理法としては、小松菜は油やゴマとの組み合わせが良く、軽く炒めたり和え物にすることで美味しく頂けます。
これらの方法では、セサミンなどの栄養素を効率よく摂取できます。
また、お味噌汁やその他の汁物に加えることで、小松菜の栄養を逃さずに楽しむことができます。
煮びたしにしても、栄養素の大部分は保たれさらに保存性も高まります。
加熱調理によってすべての栄養が失われるわけではないため、様々な料理法を通じて小松菜の栄養を楽しむことができます。
まとめ
小松菜の栄養と根っこが食べられるかについてまとめました。
小松菜一袋でも結構な量がありますが、一日で食べてもいいほどの量だとは驚きです。
今まで捨ててた根っこも炒め物にしてみようかなと思います。