合皮バッグはお手頃な価格で手に入れることが出来ますし欠かせないアイテムです。
ですが、合皮バッグのその独特な臭いが気になる人も多いと思います。
この記事では合皮バッグの臭いの取り方、お手入れの方法や注意する点などを解説していきます。
合皮バッグの臭いの取り方
まず消臭や臭い取りと聞いて思い浮かべるのがファブリーズですよね。
しかし合皮にはファブリーズは使うことはできません。
ファブリーズと合皮の成分の相性が悪くて傷んでしまうからです。
家で手軽に出来る合皮の臭い取りの方法を紹介していきます。
陰干しをする
新品のものを新しく買ったときに、まず陰干しを試してみましょう。
袋から取り出して陰干しをして1、2週間ほど様子を見てください。
この時の注意点としては直射日光には当てないようにしましょうということです。
直射日光に当たると変色したり劣化したりしてしまいます。
重曹を入れる
重曹には消臭効果もあります。
やり方はビニール袋の中に重曹を入れて、その袋の中に合皮バッグを入れてしばらく置きます。
このとき、ビニール袋の口は開けたままにしておきましょう。
お酢で拭く
お酢を水で5倍に薄めます。
5倍に薄めるとは、例えばお酢20ml だとすると水を80ml 加えて100ml にします。
これで5倍に薄めたことになります。
まず、水で薄めたお酢をタオルなどの布にしっかり含ませます。
薄めたお酢を含ませた後はきっちりと固く絞りましょう。
固く絞ったタオルで臭いの部分を拭いていきます。
すると、お酢の酸の作用で臭いが取れていくはずです。
お酢は何かと消臭の場面で使うことが多いですので頭に入れておいてください。
変色しないかどうかを確かめるため一番最初に目立たない部分で試してから行うようにしましょう。
合皮バッグの洗濯の仕方
合皮バッグの洗濯についてです。
一番の注意点ですが、合皮は丸洗いすることは出来ません。
なぜなら、湿度に弱く加水分解してボロボロになってしまう可能性があるからです。
間違っても洗濯機で洗うようなことはしないようにしましょう。
では、どうやって合皮バッグを洗えばいいかと言いますと洗剤を使って丁寧に拭くというものになります。
これから解説していきます
使うものはおしゃれ着用の中性洗剤です。
エマールとかですね。
この中性洗剤を水で薄めて洗剤水を作ります。
30℃~40℃のぬるま湯1リットルに対して30ml の洗剤を加えて作ります。
合皮バッグの洗い方です。
まず合皮バッグの汚れをしっかり落としましょう。
次に、先ほど作った洗剤水を使います。
タオルや布を洗剤水で濡らしてからしっかりと固く絞って合皮バッグを拭きます。
表面を優しくさすりながら拭いていきましょう。
拭き終わった後は乾拭きをしてしっかり乾かしましょうね。
注意点ですが、これも先ほどの臭い取りと同じように変色する恐れがあります。
ですので事前に目立たない場所で試しに使ってみて変色しないかどうかを確かめてから使うようにしましょう。
また、先ほど言いましたように湿気に弱いですのでしっかりと乾かすようにしましょう。
濡れたままにしていると劣化の原因にもなります。
また、市販の合皮用のクリーナーを使う方法もあります。
布にクリーナーを付けて汚れの場所を拭くだけです。
皮製品全般に使えますので1本持っておいてもいいですね。
合皮バッグの匂い原因
合皮とは合成比較の略で横文字で言うとフェイクレザーです。
天然素材の布地の上に合成樹脂を塗って革製品のように見せた人口の素材です。
合成素材の原材料は石油などが使われてますのでその素材の臭いの影響が残ってしまうのです。
また、使われている接着剤の匂いもフェイクレザーの臭いの原因とも考えられます。
まとめ
合皮バッグの臭いの取り方、掃除の仕方について解説しました。
まずは陰干し、重曹を使うことを試してみてください。
お酢で拭くのも有効です。
どれを試すにしろ、まず変色などしないか確かめてからするようにしましょうね。