食べきれなかったかつおの刺身。
残りは翌日に食べることになりますが日持ちや賞味期限が気になりますよね。
ここではかつおの刺身の残りを翌日に食べる時の注意点と保存方法を紹介します。
かつおの刺身の残りを翌日に食べる際の注意点
かつおの刺身の残りを次の日に食べる場合の適切な保存方法についてです。
かつおの刺身は適切に冷蔵庫に保管すれば、次の日までであればそのまま食べても問題ありません。
しかしながら、長時間室温で放置された場合や、賞味期限ぎりぎりの刺身を購入した場合は異なります。
購入日の翌日であったとしても、食べる前に十分に新鮮であるか確認する必要があります。
賞味期限が切れてしまった場合は、安全を期すために処分するのをおすすめします。
傷んだかつおの見分け方です。
- 強烈な生臭さ
- ヌメリの存在
- 黒い変色
程度の差はあるかもしれませんが、腐敗した刺身はまず生臭さが鼻に来ますので、注意深く確認すれば容易に分かります。
その他にも、表面の色やラップや皿に付着している水分の粘りにも注意してください。
少しでも異常を感じた場合は、無理に食べないでください。
かつおの刺身の残りを適切に保存する方法について!冷蔵と冷凍
かつおの刺身の保存方法について解説していきます。
冷蔵保存の手順
- キッチンペーパーで余分な水分をしっかり拭き取る
- ラップで包み、冷蔵庫のチルド室に保管する
この状態で保存していたとしても、できるだけ早く翌日には全てを食べきるように心がけましょう。
冷凍保存の手順
- キッチンペーパーで余分な水分をしっかり拭き取る。
- ラップで包む。
刺身が柵で残っている場合は柵ごと、刺身の場合は一切れずつラップするのが重要です。 - フリーザーバッグに入れ密封する。
密封するのは品質の劣化を遅らせるためです。
フリーザーバッグはニオイ移りも防ぐので必ず使用しましょう。 - 冷凍庫へ入れる。
鮮度を保つために冷凍時間を短くすることも大切です。
急速冷凍モードがない場合は、冷凍する際に金属製のトレーに乗せて冷凍庫に入れると早く冷凍できますよ。
解凍する際は、保存袋ごと冷蔵庫に移し時間をかけて解凍するようにしましょう。
常温解凍は品質を低下させる可能性があるため避け、電子レンジも加熱ムラが出る可能性があるため控えた方が良いです。
時間がない場合は、フリーザーバッグのままボウルに入れて流水解凍するのがおすすめです。
また、解凍時に出るドリップは生臭さの原因になるので、しっかり拭き取るようにしてください。
かつおの刺身の残りを翌日に食べるアレンジ
カツオの刺身の残りを次の日に美味しく食べるアレンジ方法ご紹介して行きます。
手作りのかつおのツナ
ツナは手軽に調理できて保存も可能ですので便利な食材です。
サラダやサンドイッチなど、さまざまなアレンジに利用できます。
材料
- オリーブオイル
- にんにく
- ローリエまたはローズマリー
- 鷹の爪
手順
- かつおの刺身に塩を振り、10分ほど置いて臭いを取ります。
- 鍋に全ての材料を入れ、弱火で煮ます。
- かつおの色が変わってきたら火を止め、予熱で完全に火を通します。
漬けているオイルは、ドレッシングとしてサラダにかけても美味しいです。
かつおの刺身を完食できなかった残りも無駄なく、翌日からのアレンジに使えるため余った際にはぜひ試してみてください。
かつおの漬け丼
かつおの刺身を漬けるだけの手軽な料理です。
しょうゆ・みりん・酒を混ぜてかつおの刺身に漬けるだけです。
卵黄をトッピングして食べるのもおすすめです。
かつおの唐揚げ
唐揚げは子供たちも喜びますし、酒の肴としても使えます。
味付けは通常の鶏の唐揚げと同じ下味で問題ありません。
- 生姜・にんにく・しょうゆを混ぜ合わせた付けダレにかつおの刺身を漬けます。
- 片栗粉と薄力粉を同量ずつ混ぜ合わせた粉をまぶし、180度に熱した油で約1分、サッと揚げます。
かつおの身がパサつかないように、揚げすぎには気をつけてください。
まとめ
かつおの刺身の残りを翌日に食べるときの注意点について解説しました。
かつおは足が早いので出来るだけ当日中に食べきってしまうのが理想です。
どうしても次の日に食べるときはしっかりと冷凍保存しましょう。