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はっさくの砂糖漬けが苦いのを防ぐ方法・ジャムやゼリーも甘く

冬から春にかけて八朔が美味しいです。

ただ、八朔には少し苦みもありますよね。

 

はっさくを利用したジャムやゼリー、砂糖漬けもたまに苦いときがあります。

 

ここでは、はっさくの砂糖漬けやジャムやゼリーが苦いときの対策や、苦くならない方法、はっさくが苦い理由など解説していきます。

 

はっさくの砂糖漬けが苦いのをどうにかしたい

八朔は基本的に苦いものです。

砂糖漬けにしても苦くなりがちです。

 

苦さを和らげて作る方法は、皮の白い部分をできるだけだけ取り除き、水でよくさらして茹でこぼすことです。

茹でこぼしは何回やってもいいですが、やりすぎると味がなくなるので注意。

 

八朔の苦味を取る方法

八朔の苦味が苦手な方へ、苦味を和らげる方法をご紹介します。

 

皮を取り除く

八朔の苦味は、主に薄皮にあります。

薄皮を丁寧に取り除いてみましょう。

ポイントとしては、薄皮に触れた手で果肉に触れないよう心がけましょう。

手についた苦みが実に移ってしまいます。

 

手間はかかりますが、作業中にタオルを用意しておいて、薄皮を取り終えたら手を拭くと良いでしょう。

 

砂糖やシロップ・はちみつに漬ける

砂糖やシロップ、はちみつに漬けると八朔の苦味が和らぎます。

 

<手順>

1. 清潔な瓶や密閉容器に、薄皮を取り除いた八朔を入れます。

2. 八朔の上から適量の砂糖・シロップ・はちみつをかけます。

 

一晩漬けると美味しく食べられるようになります。

冷蔵庫に保存しましょう。

消費期限は2週間ほどです。

 

はっさくの手作りジャムやゼリーが苦いときは?

手づくりの八朔ジャムやゼリーが苦味を帯びてしまうと、気分が萎えますね。

そこで、八朔のジャムやゼリーが苦くならない工夫のポイントをご紹介します。

 

ジャムの苦味を取る方法

慎重に薄皮を取る

苦味の元は薄皮に含まれるナリンギンという成分です。

ジャムを作る際には丁寧に薄皮を取りましょう。

 

白い筋やワタも取り除く

薄皮以外にも、白い筋や薄皮の中心にあるワタにも苦みの元・ナリンギンが含まれています。

八朔の外側の皮は厚いですが包丁でむけば簡単です。

包丁で薄皮をむく際には、白い筋の部分も取り除くと良いでしょう。

 

茹でこぼす

煮詰める際に数回茹でこぼす方法が有力です。

茹でこぼすことで苦味成分が流れていくのでしょうか。

 

はちみつを加える

ジャムは通常、砂糖を煮詰めて作りますが、苦味が気になる場合ははちみつを加えると良いでしょう。

はちみつは焦げやすいので、出来上がり直前に加えると良いです。

 

ゼリーの苦味を取る方法

八朔を事前に砂糖漬けにしてからゼリーを作ることをおすすめします。

八朔を砂糖漬けにすると、豊かな果汁が広がります。

この汁ごとゼリーにすると、八朔の旨みを余すことなく楽しめます。

 

みかんの缶詰と混ぜる

みかん缶と混ぜて作ると八朔の苦味が穏やかになります。

苦みが苦手なお子さんにおすすめです。

 

八朔の苦味の原因

八朔は他の柑橘類に比べて、その苦みが際立っています。八朔が苦い原因について解説していきます。

 

ナリンギン

八朔の苦味の主な原因は、ナリンギンという成分です。

ナリンギンはポリフェノールの一種で、八朔以外にもグレープフルーツや夏みかんにも多く含まれています。

 

近年の研究により、ナリンギンには抗酸化作用、抗アレルギー作用、そして食欲を抑える働きがあることが明らかになっています。

その高い効能から、ナリンギンはサプリメントとしても販売されています。

 

ノミリン

ノミリンも苦味の成分であり、ゆずやキンカンなどにも含まれています。

ノミリンには筋肉増加を助ける効果があるとされています。

 

リモニン

リモニンも苦味の成分の一つです。

ある研究によれば、リモニンにはマウスの肥満を抑制する効果があるという結果が出ています。

 

苦味の多くは薄皮に含まれています。

八朔の苦味が苦手な場合は、薄皮を丁寧に取り除いてから食べると良いでしょう。

 

ただ、苦味成分には抗酸化作用や抗ウィルス作用、食欲を抑制する働きがあるとされています。

 

まとめ

はっさくの砂糖漬けが苦くなるのを防ぐ方法を解説しました。

薄皮や白い筋に苦みが含まれているので丁寧に取り除くことです。

また、茹でこぼしをすると砂糖漬けやジャムが苦くなるのを防げます。

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