八朔の皮は分厚いですよね。
外側の皮はもちろん、中の薄皮もみかんに比べると厚めです。
はっさくをみかんのように食べている方は少ないと思いますが、八朔の皮は食べられるのでしょうか。
また、はっさくは食べ過ぎると太るのでしょうか。
ここでは、八朔の皮は食べるのは可能なのか食べ方や皮の栄養、また食べ過ぎると太るのかなどを解説していきます。
はっさくを食べ過ぎると太る?
はっさくを摂り過ぎると、確かに体重が増加する可能性があります。
でも、リンゴやバナナと比較しても、はっさくのカロリーは低いです。
1つのはっさくにはわずか88kcalしか含まれておらず、大量に摂取しない限り、はっさくの摂取が肥満の原因となることはありません。
毎日5個や10個も摂ると心配ですが、実際にはそこまで多くの量を摂取する人はほとんどいないでしょう。
はっさくに含まれるカロリー、糖質です。
- カロリー: 88kcal
- 糖質: 19.5g
このように、1つ当たりのカロリーや糖質はそこまで高くありませんので、安心して摂取しても問題ありません。
毎日大量に摂取すれば糖質が過剰になる可能性はありますが、はっさくは1つだけでも十分な量です。
そんな何個も食べることは少ないでしょう。
八朔の皮は食べられるのか
八朔には、外側を覆う外皮と房を包む薄皮があります。
八朔の皮って食べられるのかな?と思うこともあるかもしれませんが、実際にはどちらも剥いて食べることが一般的です。
外皮は他の柑橘類同様、通常は剥くことが一般的です。
でもアレンジ次第では皮もスイーツとして楽しむこともできます。
一方、薄皮はやや厚みがありますので、剥いて食べた方が口当たりが良くなります。
でも、薄皮には栄養価が高い成分も含まれています。
八朔の保存方法についてはこちらの記事にまとめてあります。
参考にしてください。
↓↓
八朔の保存方法!はっさくは砂糖漬けにして冷凍保存すると美味しい?
八朔の薄皮に秘められた栄養
八朔の薄皮には、豊富な食物繊維とポリフェノールが含まれています。
その他にも、薄皮は多くの苦味成分であるナリンギンを含んでいます。
この成分には脂肪分解や食欲抑制の効果があり、ダイエットに効果的です。
さらに、血管の強化、花粉症の対策、美肌効果などアンチエイジングにも寄与することが知られています。
薄皮の効果
- 便秘解消
- ダイエット効果
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 花粉症予防・対策
健康や美容に効果を求める際には、薄皮も同時に摂ることがおすすめです。
舌触りは少し特殊かもしれませんが、その部位には体に良い成分が詰まっていますので、果肉と一緒に楽しんでみましょう。
はっさくが苦いときの対処法などについてはこちらの記事にまとめてあります。
参考にしてください。
↓↓
はっさくの砂糖漬けが苦いのを防ぐ方法・ジャムやゼリーも甘く
八朔の皮に毒性は?
薄皮は果肉と同時に摂取できますが、食物繊維が豊富なため摂りすぎると腹痛や下痢などの症状が現れることがあります。
また、外皮を別の方法で楽しむこともできますが、農薬が使用されている場合だと完全に洗い落とせなかった農薬を摂取する可能性があります。
外皮をスイーツなどで味わう場合は、ちゃんと洗ったり無農薬の八朔を選んだりすることが重要です。
八朔自体に毒性はないですが、外皮に付着した農薬には悪影響があるため、慎重に取り扱ってください。
八朔の皮の食べ方色々
八朔の皮もアレンジすれば美味しく食べることもできます。
はっさくピール
はっさくやオレンジなどの柑橘類は皮を「ピール」として楽しむことがおすすめです。
オレンジピールやレモンピールはよく知られていますが、八朔も同じ柑橘類なので、同様にアレンジできます。
外皮の苦味が砂糖と相まって、程よい味わいに仕上がります。
はっさくジャム
八朔の外皮を刻んでジャムにするのも美味しいです。
砂糖とレモン果汁を加えて煮詰めてみましょう。
瓶詰めにすると、約半年保存できるため大量に使用する際にもおすすめです。
お風呂に入れる
八朔の外皮は、食べるだけでなく、お風呂に入れて香りを楽しむこともできます。
ネットに皮を入れ、お湯に入れるだけで手軽に楽しめます。
柚子をお風呂に入れる柚子湯のように、爽やかな香りがリラックス効果をもたらします。
剥いた皮はお湯でふやけてゴミが出やすいので、網目の細かいネットを使うと良いです。
まとめ
八朔の皮が食べられるのかについて解説しました。
外皮、薄皮も食べないのが普通ですが、薄皮には栄養もあるので食べても構いません。
外皮はピールにするなどすれば美味しく食べられますよ。