世界最大の鳥であるダチョウ。
足が速いというイメージはありますが、実は頭が悪いのです。
今回はそんなダチョウの家族を忘れたり、子供を忘れたりなどの頭が悪いエピソードを紹介します。
ダチョウが頭が悪いエピソードは家族を忘れる以外にもある
ダチョウの頭が悪いエピソードで有名なのは、パニックになると家族が入れ替わっても誰も気づかないし、人数が変わっていても気づかないことです。
これに加えてもっと驚くような特徴があります。
ダチョウは一羽が走り出すと、無意味に他のダチョウもみな走り出すのです。
目的もなくただただ走ります。
バカですねー。
人間でもし同じようなことをしている人がいたら、笑い事ではすまされない行動です。
それ以外にも、ダチョウは走りながら崖から落ちたり、突然フェンスにぶつかったり、遭難したりと、自由奔放に行動します。
しかし、ふざけてるわけではなく真面目にやってるのです。
こんなに頭が悪いのになぜダチョウは生き残れたのでしょうか?
一説によれば「ダチョウは頭が悪いから生き残れた」とのことです。
頭を小さくし、首を長くし、目を大きくすることで、遠くを見渡せるようになったためだと言います。
これが、ダチョウが恐竜時代から現在まで姿かたちを変えずに生き残れた理由だとされています。
ダチョウが頭が悪く物忘れがひどい理由
ダチョウの記憶力の弱さ、その原因は身体の大きさに比べて極めて小さい脳みそにあると言われています。
ダチョウの体重は約140kgですが、脳みその重さは約40グラムしかありません。
単位がまるで異なるほど、脳みそが非常に小さいのです。
脳みそが小さすぎるのが物忘れがひどい原因といえます。
ダチョウは家族でさえも簡単に忘れてしまう生物です。
忘れたことすら覚えていないし、家族も同様に忘れてるので誰も悲しむことはありません。
喧嘩や敵の脅威に直面してパニックになると、ある家族が別の家族が混ざり合ってしまうことがあります。
他の生物なら騒動が収まるとそれぞれの家族に戻って生活しますが、ダチョウの家族はこれに気づかず、まるで元から同じ家族であったかのように生活を続けるのです。
嫁や旦那、子供たちの数が異なっても全く気づかないのです。
驚くほどの記憶力の無さですね。
しかし、ダチョウの習性として、個々のダチョウで種を守るのではなく種全体の生存を優先する傾向があります。
家族の構成など細かいことにはあまり気を配らないようです。
ダチョウの脳の大きさは目より小さい?
ダチョウの目は大きくまつげも長いです。
目元だけ見たらばっちりメイクをしたかのようです。
実は、ダチョウの大きな目は脳よりも大きいのです。
目が脳より大きいって信じられませんね。
しかも、脳の大きさはほぼ人間の眼球ほどしかありません。
脳の小ささを改めて実感します。
さらに、ダチョウの脳は40グラムでつるつるとしてて、しわもありません。
しわのない脳みそは頭が悪い脳の特徴みたいに言われますが、ダチョウの脳みそはそのまましわが無いのです。
なお、目玉の重さは60グラムもあります。
その大きさは鶏の卵ほどです。
普段料理に使ってるたあの卵の大きさと考えるとやはりダチョウの目は大きいのですね。
ダチョウの生態と特徴
ダチョウの特徴は目が大きくて首が長い見た目です。
また、走るのが速く視力が良い世界最大の鳥類です。
ダチョウは元々病気で死ぬことがほぼないとされていて、免疫力や自然治癒力に長けています。
ダチョウの特徴をまとめました。
- 生息地:アフリカのサバンナや砂漠
- 体長:2メートル以上
- 体重;100キロ以上
- 走る速さ:時速60㎞
- 視力:20以上(2.0じゃないよ)
- 脳みその大きさ:人間の眼球くらい、約40g
- 卵の大きさ:約16㎝、重量約1.5㎏
まとめ
ダチョウの頭の悪いエピソードについて紹介しました。
脳みそが小さいので記憶力もあんまり無いのでしょうね。
記憶力があっても嫌なことも覚えてたりするので、パッと忘れられるのが幸せかも知れないですね。