カレーに大根を使ったことはありますか?
「本当に?」と思うかもしれませんが、実は大根がカレーの味を引き立てるんです。
この記事では、大根を使ったカレーが美味しくなるコツをご紹介します。
カレーに大根を入れるのはあり?驚きの美味しさ!
カレーの定番具材と言えば、じゃがいもやにんじん、玉ねぎ、お肉が挙げられますね。夏野菜を使ったカレーや特定の肉を使ったカレーなど、さまざまなバリエーションが楽しめます。
しかし、カレーに大根を加えると聞いてピンと来ない人も多いでしょう。
多くの人がカレーに大根を入れることを思いつかないかもしれません。
私自身、以前は大根をカレーの具として考えたことがありませんでした。
大根と言えば、日本の伝統的な煮物や大根おろしに使われることが一般的です。
しかし、大根を使ったカレーが意外にも人気があるのです。
大根は煮込むほどに柔らかくなり、味がしみやすくなる特性を持っています。
この特性が、おでんなどの煮込み料理で評価されています。
柔らかくなった大根は、カレーの他の具材ともよく合い、スパイスの効いたカレーソースと組み合わせると格別の味わいを生み出します。
また、大根カレーの人気には食材の消費が一役買っています。
大根は冬に旬を迎える野菜です。
大根を買ってみたものの、大きさのせいで消費に困ることもありますよね。
そんな時、カレーが役立ちます。
家族全員分のカレーに大根を加えれば、たくさんの大根を一度に使うことができるのです!
大根をカレーに使うときのコツ
大根をカレーに加えるとき、硬いままだったり独特の味や匂いが残っていると、美味しさが半減してしまいます。
大根を柔らかくし、しっかりと味を吸わせることが、おいしい大根カレーを作る秘訣です。
ここでは、大根をカレーで使う前に行うべき効果的な下ごしらえの方法をお教えします。
①適切な大きさに切る
大根を大きく切りすぎると、中まで火が通るのに時間がかかり、味も浸透しにくくなります。
他の具と同じくらいの一口サイズに切ることで、調理が均一に進みます。
②下茹でをする
おでんや大根の前処理にも使われる「下茹で」は、大根の苦味や臭みを取り除き、柔らかくする効果があります。
大根カレーを作る際も、下茹でをして、大根の味をまろやかにしましょう。
③炒めて香りを引き出す
下茹でに時間がない場合は、炒めることもおすすめです。
炒めることで、大根の甘みや旨味が引き出され、よりカレーとの相性が良くなります。
簡単おいしい!大根カレーの作り方
材料・4人前
- 豚肉…400g
- 大根…半分
- 長ネギ…半本
- 玉ねぎ…1個
- にんじん…1本
- 水…カレールーのパッケージに指示された量
- カレールー…半箱
作り方
- 豚肉と野菜をすべて一口大に切る。
- 大根は下茹でし、他の野菜と豚肉を油でしっかり炒める。
- 鍋に全具材を入れ、カレールーの指示通りの水を加え、中火で加熱する。
- アクを取り除きながら、蓋をして中火で15分煮込む。
- 火を止め、カレールーを入れてよく溶かす。
- とろみが出るまで、弱火でさらに10分煮込む。
大根を下茹でする手順を除けば、通常のカレーと作り方は同じです。
シンプルながら、驚くほど美味しい大根カレーです!
ぜひ作ってみてください。
まとめ
この記事では、大根をカレーの具として使う方法に焦点を当てて解説しました。
カレーに大根を加えるのは一般的ではないかもしれませんが、煮込むことで大根は柔らかくなり、スパイスの味がよく染み込みます。
大根を美味しくするためには、事前に下茹でが重要です。
その後、他の具材と共に煮込むだけで、簡単に仕上がります。
大根をたくさん消費できるこのカレーレシピを、ぜひ試してみてください!