冷蔵庫の奥から未開封のカレールーを見つけたら、あーもったいないことしたなあと思ったりしますよね。
賞味期限を見ると半年ほど過ぎていました、なんてことだとせっかく見つけたので使いたいものです。
でも使っても大丈夫か心配ですよね。
そこで、ここではカレールーはどれくらい賞味期限が過ぎても使えるのか、半年過ぎてても大丈夫なのかまとめました。
カレールーの実際の使用期限と正しい保存方法を知ることで、食品ロスを防ぐことができます。
ぜひ参考にしてください!
カレールーの賞味期限切れはどれくらい大丈夫?
カレールーのパッケージには「賞味期限」が記載されています。
賞味期限とは、美味しく食べられる期限のことです。
賞味期限が切れても食べられないわけではありません。
カレールーは保存がきく食品で、賞味期限は1年くらいです。
一方、消費期限は安全に食べられる期限のことです。
消費期限は賞味期限の約1.2倍で、賞味期限が切れてから3ヶ月くらいは安全に食べられます。
さらに、カレールーは製造工程で完全に殺菌され、未開封なら密封状態にあります。
そのため、賞味期限が1年くらい過ぎたものでも使えることがあります。
使用を控えた方がいいカレールーの状態
賞味期限が過ぎても大丈夫ですが、3年も4年も過ぎたものは品質が変わっているかもしれません。
その場合、使わないほうがいいでしょう。
以下のような状態なら使用を控えた方がいいです。
- 色が黄色っぽくなっている
- 香りがしなくなっている
特に色の変化には注意が必要です。 色が黄色くなっている場合、油分が酸化している可能性があります。 酸化した油は健康に悪影響を及ぼすことがあります。
未開封のカレールーでも状態変化が起きにくいですが、注意して確認しましょう。
色の変化
まずはカレールーの「色」を確認しましょう。
ルーの表面が白っぽくなったり、黄色っぽくなっているだけなら問題ありません。
しかし、黒ずんでいたり、カビが生えたような変な色になっていたら食べない方がいいです。
その場合は、すぐに捨てましょう。
匂い
次に確認するのはカレールーの「匂い」です。
新しいカレールーはスパイスの香りがほんのりします。
しかし、賞味期限が1年過ぎると無臭になることがあります。
もっと古いものになると、油分が酸化して嫌な臭いがすることもあります。
臭いを嗅いでみて変な感じがしたら処分しましょう。
カレールーには油が多く含まれており、時間が経つと酸化して全体に悪影響を及ぼします。
酸化した油は体に悪影響を与え、お腹を壊すこともあるので注意が必要です。
カレールーの正しい保存方法
カレールーを長持ちさせるための効果的な保存方法をご紹介します。
基本は開封後は冷蔵庫で保存することです。
未開封のカレールーは、直射日光を避け湿気の少ない涼しい場所で保存するのが基本です。
常温保存で問題ありませんが、室温が高いと油分が溶け出し変形や劣化の原因となるので、できるだけ涼しい場所で保管しましょう。
開封後のカレールーは冷蔵庫での保存が適しています。
冷凍庫で保存すると固くなりすぎて使いにくくなるので、冷蔵庫が最適です。
開封後はジップロックなどの密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。
各メーカーは保存期間を約3か月としています。
作ったシチューを冷蔵庫に入れたまま忘れた場合についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
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まとめ
カレーのルーの賞味期限についてまとめました。
- 賞味期限切れから半年から1年以内なら問題なく使えることが多い
- 香りや色の変化を確認することが大切
- 温度変化が少ない冷蔵庫での保管が適している
食べる際は自己責任で判断しましょう。